子どもに教わったこと (角川文庫) |
とてもおもしろくて一気に読んでしまいました。
ページをめくるうちに、こどものはしゃぐ声や真剣に考える顔、悩む顔が浮かんでくるようでした。灰谷さんがこどもを通して、気付いたり迷ったりするところなどは、自分も同じ心境に立った先生のように考えたりしました。こどもは想像もしないような言葉を使って、ごまかしのないまっすぐの視点で物事を見ている。そのことが、「本質を見る」ことをいつもしていない、という事実に気付かせてくれたし、きたないものがそぎ落とされる感覚を覚えました。 こどもへの愛がぎゅっとつまっている本です。 学校の先生や保母さん、親でなくても、心にぐっとせまる本だと思います。 |
サイボーグ009 (1) (秋田文庫) |
1970年に連載された『神々との闘い編』が中絶した後、しばらくの間『サイボーグ009』が描かれることはありませんでした。しかし、1975年から77年にかけて、週刊少女コミック・月刊少年ジャンプ・プレイコミック・増刊冒険王に次々と中編が発表されます。この文庫版第1巻にはその時期に発表された『エッダ編』『グリーン・ホール編』『怪奇星編』『ディノニクス編』が収録されています。 この文庫版(元々は「豪華版」と名付けられた四六版)ではどうして時代順の収録ではないのかという謎については、23巻の解説に「最近のファンには初期の絵柄は違和感があるだろうから」というようなことが書いてあります。その理由には私はイマイチうなずけません。絵柄の違和感よりストーリーの違和感の方がどう考えても大きいからです。 そんなわけで、この文庫で初めて009と出会う方は、まず5~10巻を順番に読んで、それから他の巻に進みましょう(他の巻はどの順で読んでもさほど問題ありません)。 こう書くとこの巻に不満があるように取られるかも知れませんが、順番さえ守って読めばこの巻ももちろん大傑作です。黒い幽霊団との戦いを一旦終えて、神話や伝説にまつわる謎を調査する009達の活躍が描かれています。神話や伝説に関して009達がウンチクをたれたりして、初期には不良少年だったはずの彼らが何だかインテリっぽくなっており、初期とはまた別の魅力が満載です。 |
The Sound Track Of Life ~奇妙な10の体験集 +1 ~ / VIVARIUM with Seaman |
たった一言、細川さんのナレーションが最高です。 |
「らぶドル~Lovely Idol~」キャラクターソング&サウンドトラック VOL.1 |
らぶドルのゲームを買いましたが、個別エンディング、ユニットエンディングのいい歌をきけるのは、このCDだけだと思います。らぶドルファンやらぶドル役の声優さんのファンの方にお勧めです。 |
名前のない空を見上げて(CCCD) |
泣いてまともに唄えなくなったりしますw
歌詞をメロディーがロマンチックで聴いてて優しい気持ちになりますよ!名曲!! |
ベスト&ベスト |
Disc-1はアニメ史上に残る不朽の名曲のオンパレード。30代には感涙ものの選曲だ。少女の夢と憧れ・わんぱく少年・冒険・スポ根・ファンタジー・戦う者の哀愁・・・各ジャンル何でも揃うところに彼女の歌手としての容量の深さを感じずにはいられない。④⑤⑧⑪などはもう何度聴いても素晴らしい。Disc-2ではさらに円熟味を増した歌声が圧巻。哀愁漂うバラードで聴かせるかと思えば愛嬌たっぷりのコメディエンヌぶりを発揮する曲⑫⑭もあり、まさに女王の貫禄、である。渡辺岳夫が後期に残した名曲⑨や、80年代後半の洋楽の匂いプンプンの⑮などもおすすめ。デビューから順を追って構成されているので、2枚通して聴けば彼女の天賦の才能と女王の道への軌跡を堪能できること請け合い、である。 |
ミレーヌ・ホフマン from 「サイボーグ009-1」 70周年記念(ショッキングピンクVer) |
原作者の石ノ森章太郎先生生誕70周年記念のピンクの009-1ミレーヌです。
以前出ていたミレーヌの色違いで仕様は同じ。 ピンクの派手なカラーリングで以前のフィギュアよりも髪の色が金髪風味です。 前のバージョンのフィギュアより原作のイメージにより近いでしょう。 完成度は高いフィギュアだと思います。 限定品ですので購入はお早めに☆ |
シアワセ革命 |
アニメも放送されるらぶドル。
そのゲーム版のOP/EDが収録されたCDです。 ゲームをした人はもちろん 音楽としても興味深い内容でした。 |
サイボーグ009 Vol.1〈カラー版〉 [VHS] |
今も放送してるみたいですが、私にとってのサイボーグ009はこれ。 主題歌がとっても良くて、いつも歌ってました。(昔のアニソンは歌の上手い人が歌ってたし)とにかくいつも悩んでいるジョーが素敵なんだけど可愛くって可哀想で。とにかくもう一度全話見たいと思うアニメのひとつです。 |
太陽の子 [DVD] |
灰谷健次郎の同名の小説が映画化されたもの。
小説にはなかった、お父さんの過去などが描かれている。 お父さんが沖縄戦でどのようなことがおこったのか、などが見えてきて ラストなぜああなったのか、がわかりやすくなっている。 穿った見方をしてしまうと、ふうちゃんのせいでラストああなってしまったかのようにも見えてしまうのが残念。 ふうちゃん、キヨシ、ろくさんなど映画初出演の役者さんたちを使い リアリティが出ている。 ところどころ出てくる沖縄民謡。意味がかいてあってわかりやすい。 本だけではわからなかった雰囲気が素敵な演出。 ラスト、天皇誕生日の皇居の様子がテレビで映し出されているのは よけいな意味をもたせてしまうので蛇足かと。 全体的に、沖縄・昭和の美しさとその悲しさの対比が素晴らしく いい涙が流せた作品でした。 |