プラネテス (4) (モーニングKC (937)) |
しているようで実は1つのことをずっと作者は伝えたかったのかー
という意図はなんとなくわかりますが、その意図の中身自体は微妙なしこりがあってうまく伝わりませんでした。 というのも、全体的にどこか言葉足らずのまま、それらしい詩や描写を書き連ねているだけのように感じられたからです。それこそ、「行間を読め」ということなのかもしれませんが、いまいちわかりにくかった気がします。作者の自己満足という感じさえ受けました。 一巻の最初みたいな、宇宙・ちょっといい話的なものが続くのかと思ったら途中から迷走していった感があります。 でも、それでも、ハチマキのあのセリフを再読したときに、なぜか涙が出てきました。意味不明です。別にうれしいわけでも、悲しいわけでもないのに。感動したからでしょうか。そんな感じはまったくしなかったのですが。 とにかく、いろいろと視点が二転三転して、それぞれの中でのしこりのようなものがいろいろと絡み合った末に、最後は「愛」という大上段でさくっとしめちゃっただけの気もします。 結局犬の件はどうなったのか?責任者の人は?なんであんなことを考えていたの?結局どうなったの? 結局いろんなしこりを残したまま終わりましたが、それでも、なんというか意外とその本質は、青臭さを直球でぶつけてきたようなマンガかもしれない・・・んですかね |
ディプスファンタジア バリューパック(パワーアップキット+通常版) |
ほしいけど高くて手が出ない。もっと安くして。おねがい。 |
遊遊 新 英雄伝説 |
現在、日本ファルコムという会社の巨大タイトルの原点。 それ以外にも”ブランディッシュ”シリーズや”イース”シリーズ と並び、日本ファルコムの原点ではないかと思います。 どうしても今のものと比べると、見劣りはしますが当時遊んだ方などは 大変懐かしく思えるのではないでしょうか?? |
ジャックXダクスター 旧世界の遺産 |
プレイステーションでこんな感じのアクションをやったのは初めてです。操作性も抜群だし、なんと言ってもマリオ風のアクションでばりばり進んでいける。ダクスターのセリフも面白い(笑) ただエンディングにちょっと不満です。あの先を見せてくれてもいいじゃん、て感じがしました。 |
ディープ・パープル 1974カリフォルニア・ジャム コンプリート・エディション [DVD] |
この「コンプリートエディション」は以前発売されていたDVD、LD、VHSとは内容が違います。「レイ・ダウン・ステイ・ダウン」一曲が追加されているだけではなく、です。マスターそのものに別物が使用されているのです。画質が悪いのはそのためなのですが、旧ソフトとはカメラアングル、カメラワークが全く違うものになっています。旧ソフトを持っている方は見比べてみれば一発でわかりますよ。それを考えると本作は、かなりマニアックな見方をして楽しめるファンの人向けソフトと言えますね。だから、旧ソフトを持っている方 !、本作を購入する前に旧ソフトを売り払ったりしないようにね!!。けど、何故かこのDVDを旧ソフトと同じものが基本になっていると勘違いしている方が多いのはどうしてなのでしょうか???。ま、タイトルも悪いんだけどね、・・。画質の悪さは仕方が無いとしても、このタイトルに関する点があるので2点減点。
日本版だけでもタイトルをわかりやすくするとか、大きな文字のタスキとかで表示すればよかったのに・・・。 |
プラネテス (1) (モーニングKC (735)) |
いつから,夜空を見上げなくなったんだろう…という人も,きっと宇宙への憧憬をかき立てられるに違いないSFマンガ.21世紀後半の人類のあり方を,宇宙開発を通じて鋭く描いた傑作である.また,本作およびアニメ版によってスペースデブリやケスラー・シンドロームの問題が人口に膾炙することになったのではないだろうか.しかし,この物語は紛れもなく「愛」の物語でもある.
本作のタイトル『プラネテス』はプラネット(惑星)の語源となったギリシア語で,放浪者という意味を持つ.これは,一見,主人公ハチマキの生き方を表していると思われる. 彼は独りで行き,独りで死んでいくのが完成された宇宙飛行士であるとして人類初の木星往還船のクルーを目指す.しかし,テロなどのいろいろな事件に巻き込まれ,宇宙と向かい合ううち,そのような自分の価値観に疑問を抱き,宇宙の広漠さの前に自身の存在理由を見失ってしまう.しかし,やがて「愛」について語るタナベと関わるうち,広い宇宙では独りでは生きていけないことを悟り,後に彼女と求婚する.このことを通じて,本作は,元来の放浪者であったハチマキが自らの拠を見いだし,成長する物語とも読める.また,本作ではタナベの語る愛以外にも様々な愛が描かれ,それによって苦悩する等身大の人々の姿が魅力的で,ラストにハチマキが語る言葉が非常に印象的だ. またこの作品は名言が多いことでも有名.ここではそのうちの2つを紹介したい. 「20世紀初頭に宇宙旅行を夢見たおっさんが,それを叶えるために一発吹いたのさ ツィオルコフスキーは頭がいいから,自分の欲望を人類全体の問題にすりかえたんだ たいしたおっさんだよ おれは宇宙に来たかったから来たんだ.飽きたら去る それだけだ わがままになるのが怖い奴に,宇宙は拓けねェさ」 「真理の研究は科学者が自らに課した使命です 本物の神様はこの広い宇宙のどこかに隠れ我々の苦しみを傍観している いつまでもそれを許しておけるほど,私は寛容な人間ではない 神が愛であると言うのなら,我々は神になるべきだ さもなければ我々はこれから先も永久に真の愛をしらないままだ」 前者はまさに,ピックサイエンスの関わる人間のあり方を突いたものといえる.最近でこそ説明責任が求められるが,その本質は社会に思いこませることに過ぎない.つまり,人々に夢を語り夢を与えることだ.宇宙開発の成否はまさにここにかかっていることであり,日本の宇宙開発の規模が小さいのは夢を語れる人がいないからではないだろうか. 後者はソフィスト(智を愛する者)である科学者の愛について,的確に述べている.そう,科学者は皆,答えを知りたがっている.それは,それひとつで我々の存在について答えてくれる究極の答えだ.それは,神の愛そのものに他ならない. まずは1巻の第1話,第2話を読んで欲しい.宇宙で生きるとはどういうことか,宇宙に向き合うとはどういうことかを考えさせられ,SFとしても最良の入門である. |
人体のデッサン技法 |
解剖図や裸婦の写真だけ見せられて「人物の構造はこうなっています。同じように描いてください」と言われても難しいものがある。
この本はそこをしっかり抑えていて「人物の構造はこうなっているから、このような描き方で描いてください」という風な具合。 顔、頭、全身、胴体、首肩、腕、手、脚、足と身体の部位に分かれて描き方が載っている。 また、簡単にではあるが骨格と筋肉も載せてあり、絵を描く分には十分すぎる知識も身に付く。関節が曲がる具合も描かれている。 なんとなくで人体の絵を描いてきた自分には、絵のレベルを2も3も上げてくれる本になった。 |
冷酷組織の真実 ザ・インサイド・ストーリー・オブ ディープ・パープル&レインボー (BURRN BOOKS) |
私はリッチーの音楽が好きなのであって彼自身がどんな人間かということには興味がない。この本を楽しめるのは私同様そういった考え方の人だ。音楽のみならず人間としてのリッチーも尊敬している、という人は読まないほうがいい。ここに書かれているメインテーマは人間失格とも言えるリッチーの振る舞いだから。無論内容は著者の視点、記憶(あるいは思い込み)によって書かれているので全てが真実かどうかは知りようがないが、その内容は非常に信憑性に富んでいる。
再結成DPからリッチーが脱退した後の記述は少々退屈。物事が平穏に進んでいるところにはドラマがないということか。 |
一千一秒物語 |
一千一秒物語は、1923年(関東大震災の年)の1月に金星堂から刊行された『稲垣足穂』の処女作品集でありますが、透土社発行の一篇一冊物語双書(初版本・旧仮名遣い)は、本文組版を写真製版で再現した本で手もとから離れる事無く繰り返し読んでいます。そうした大正ロマン溢れる文面もなかなか味わい深いものがありますが、この絵本は『たむらしげる』氏の個性的なイラストと現代風にアレンジされた文面が一服の絵と共に独特のフィーリングを醸しだしているエイジレスの絵本として素晴らしい出来と思います。イラストを味わいながら大正ロマンの心癒される文面で、今の世知辛い世の中の悪しき事を一瞬でも忘れさせてくれる、そんな夢を紡ぐ一千一秒物語!です。 |
マイティボンジャック |
ピラミッドの中を進みつつ、どこかに幽閉されている王族(王、王妃、王女)を 救い出すのが目的。 基本は「押した時間によってジャンプ力が変わる」事と「連打で空中を浮遊できる」2つのアクション。 単純な様に見えるが、非常に奥が深い。 爆弾を取る順番、コインを使うタイミング、迷路状の各ステージ…。 ゲームオーバー時にプレイ評価が「偏差値」で表される。 |