【MAD】魍魎の匣~ほう~【コミック怪】
![]() 魍魎の匣 (2) (怪COMIC) |
同タイトルの原作・京極夏彦の小説を漫画化した『魍魎の匣』第2巻。
前巻で最後の1頁のみ登場した主人公である京極堂。 今回は関口巽と鳥口守彦へふるう長広舌(説教)が余すとこなく披露されています。 そして、今回は木場、関口、京極堂に並ぶ主要キャラクタである、あの探偵・榎木津礼二郎がついに登場。 しかも、前巻の京極堂と違って、初登場で複数頁の活躍です。 しかし、榎木津礼二郎の『体質(能力)』に関して何の説明もされないまま描写されているので、一見さんにはきついかも知れません。 木場の後輩、こけし青木文蔵に続いて脇役・里村紘市も登場します。 僕はもっと飄々とした風貌を想像していたのですが、えらいつぶらな瞳が愛くるしい感じでしたw 作品は文句なく星5つ。 気が早いですが、原作シリーズを全漫画化して欲しい、そう思わせるほどに省略と要点、作品の特徴をとらえ見事な演出と描写で楽しめる漫画化です。 内容とは関係ありませんが、気になることをひとつ。 帯に堂々と『アニメ化』と書いてありますが、漫画は無関係です。 アニメのキャラクタデザインは、有名な少女漫画家集団CLAMPであって、漫画を描いている志水アキは全く無関係です。 アニメと漫画は別物として期待しましょう。 |
![]() 魍魎の匣 1 (1) (怪COMIC) |
以外にもコッミクス化は早かったのか、それとも遅かったのか・・・。
「怪」という雑誌の存在は知っていて、それのコミック版がマンガの棚に、 ほぼ売れ残りの状態で1冊だけあった(笑)背表紙には「魍魎の匣」とあって、 「これは買わねばなるまい!」と手に取り即購入。 偶然も何も、それが「コミック怪」の創刊号という事で、めでたく魍魎の匣の 第1話から読むコトが出来た。 冒頭のシーン、「匣に収まった可愛らしい少女が・・・」のくだりから心を鷲掴みされて、 二人の少女達の描き分けもイメージ通り。 キャラクター造型もほぼイメージ通りで、事情聴取をする「木場」を見ると、 「これだ!!これが木場修だ!!この画だよ!絶対!!」と、木場ファン(笑) でもあるボクは手を叩いて喜んだ(自宅で読んでいたから)。 青木刑事も見事に「こけし頭」として描かれていて笑った。鳥口君も関口君もあれだ(笑)。 第2話が去年の12月くらいに刊行されて、美馬坂も登場。 いかにもマッド・サイエンティスト的な風貌に苦笑し、ラストに京極堂がワンカット だけで登場。第3話からの動きに期待が高まる。 この1巻は2話までキッチリ載せているのでよい。 第1話は匣の研究所に辿り着いた関口達が木場修に怒鳴られるところで終わっているから、 コミックスの区切り方としてはこの1巻は良い終わり方をしていると思います。 これは買ったほうがいい。 しかし、この作品が一通り完結するのには5〜6年くらいはかかるかもしれませんね。 この先も丁寧な作品造りに期待します。 |
![]() コミック怪 2008年 冬号 Vol.05 |
いつの間にか季刊になっていた『コミック怪』A^^;
さて、表紙にもなっている『魍魎の匣』ですが、 今回ついに京極堂の妖怪蘊蓄が描かれてます。 漫画ゆえに原作とは異なる言葉遣いやセリフの改変および端折りは、まあ仕方ないでしょうが許容範囲だと僕は思いました。 原作だと茶化したように描かれているところが漫画だと鬼気迫る感じで、そのギャップも改変らしく笑わせてもらいました。 榎さんの男前と破天荒の両立は見事だと思います。 コマやセリフが少ない割に話への割り込み方や表情の1コマで巧く表現されています。 マジ顔にラフな不断着と、こりゃ確かに見蕩れるわ、と。 展開は御亀様や『母への詫び状』まで、原作『魍魎の匣』(講談社ノベルス)419頁までが描かれています。 次の号の掲載で3巻が発売ですから、魍魎の匣(1)で記した通り、やっぱり4巻で完結しそうな感じです。 最後に1つ不満を。 表紙にアニメ『魍魎の匣』の宣伝が印刷されていますが、これが帯ではなくて表紙にじかに印刷されています。 御蔭で志水アキが描くえらく格好いい京極堂の表紙絵が台無しです。 魍魎の匣(1)を読む限り、本誌に掲載されているカラーページは当然ながら白黒になっている箇所がありました。 また、現在5冊まで発売されている本誌と、2冊発売されている単行本を比較すると、本誌の表紙を全て収録してくれるようではなさそうです。 なので、漫画魍魎の匣に興味があり、尚且つ表紙やカラーページもおさえておきたいかたは購入しておいたほうが宜しいと思います。 |
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