Humming Jazz |
4つ打ちあり、ブロークンビーツあり、インストあり、ヴォーカル・ラップありの多彩な内容でありながら、生音主体でグルーヴィーかつ丁寧に作り込まれた、贅肉のない美しい作品。 パリコレだか何だか知らんが、センスの良さはひしひしと感じます、ハイ。 私はピアノが好きなので先行7インチの両面だった1曲目のNebulosaと12曲目のSlip Away(両方カバーだけど)、2曲目のHeartがお気に入りです。 派手さはないが、長く聴きそう。 |
ONE |
良すぎるわけでもない。というか、この手の音なのだから悪いはずがない。 ピアノが入っていれば大体は美しく聴こえちゃうし、何よりこの手の音は今流行っているようだから。 だけど、だからこそもっと個々の個性が問われるだけだし、安パイなことをやっているだけでは「その他大勢」の中の一人で終わってしまう。 この手の音を聴き始めたばかりの人には新鮮かもしれないが、聴く人が聴けば退屈に感じるだろう。 もう一ひねり、欲しいところ。 |