Already Free |
いやー、このアルバムいいですよ。
デレクが自身のアルバムでは初めてバンドサウンドに徹しています。 もちろん、デレクをデュアンの流れで語ってはいけないのでしょう。単純なテクニックではすでに超えているのでは、と思いますので。 しかし、随所にオールマンの全盛期やレイラの雰囲気が漂います。 ボーカルの裏で声に被さってくるスライドやリードギターのサビでの入り方、古い表現ですがオーバーダビングの音の重ね方等々。 きっと真似ているのではなく、本当に心の底からそういった音楽や音色が好きなんでしょうね。デレクさんが。 とにかく、まずは皆さん、聴きましょうよ。 |
Live at Georgia Theatre |
SGをフェンダーアンプに直結で、どうしたらこんなに素晴らしい音が出せるんだ! 近年の演奏より少しあらいですが、アグレッシブでカッコいいです。 ハイライトはやはり 「Freddie’s dead」でしょう。 マイクのボーカルはカーティスの声を上手いこと再現しています。 最高です。 |
Songlines Live [DVD] [Import] |
(神様)クラプトンのジャパンツアー、名古屋で観ました。
アリーナ前から2列目という奇跡的な良席で“生”で“初”のデレクを観ちゃいました。 僕の予想を遥かに超える超絶なスライドギターで見事に吹っ飛ばされてしまいました。 あのコンサートでデレクにノックアウトされた方はこのDVDとオールマンブラザーズのDVD必携だと思います。 |
ソングラインズ・ライヴ! [DVD] |
先にALLMAN BROS BANDの「ベーコンシアター」のDVDを観ました。既にCDなどで彼の音楽に触れている方は理解してもらえるはずですが、彼の演奏と音楽性、そして素質は素晴らしい物があり、映像で観る限り人間性も良さそうです。ギーターテクに驕ったところがなく決してオーバーなアクションをしたり飛んだり跳ねたりして観客の注目を浴びるのでなく1バンドのギタリストとして的確(しかも超ウマ)なプレイでバンドを引っ張ります。バンドのメンバーも実に楽しそうにプレイしていて個々のメンバーもテクニシャン揃いです。バンドの最新アルバム「ソングライン」に合わせたLIVEからの収録で画像も音質もGOODです。演奏される曲目も様々でアレサフランクリンやデレク&デミノズ、スティービーワンダーにライトニンホプキンスまでやっちゃってます。クラプトンのツアーメンバーに呼ばれて、そうそう、ボーカルはややチラベルト似でドラムはバディマイルスとルーファストーマスを足して2で割った感じで、親しみやすく好印象です。南部ロックとソフトなファンク調がミックスされてて70Sロックとサザンソウルが好きな人にもお勧めです。いきなり映像から入ってもこのバンドいいと思います。(僕もそうです) |
ソウル・セレナーデ |
オールマン・ブラザーズバンドのギタリストのアルバムとしてある種の 期待を持って聞くとかなりの肩透かしを食らわされます。 2曲ほど、グレッグ・オールマンがヴォーカルとっている点が唯一、 オールマンとの接触を感じさせるが、それ以外は非常にさわやかな、かつ スリリングなジャズ・フュージョンであった。 しかもこの人かなり若いんですよね(たしか20代のはず)? |
ソウル・セレナーデ |
グレッグ・オールマンがゲスト・ヴォーカルの(3)・・・これはレイ・チャールズで有名なR&Bナンバー・・・を除き、全編デレックのギター、スライド・ギターを中心としたジャズ・ロックが展開する。1曲目はオールマン・ブラザースのファンならお馴染みの「Soul Serenade」からボブ・マーレーの「Rasta Man Chant」へのメドレー。この後(2)はウエス・モンゴメリー、(4)はモンゴ・サンタマリア、(6)はウエイン・ショーターというぐあいにジャズ・ナンバーのカヴァーが続く。従来のアルバムでも基本的にはジャズ・ロック路線ではあったが、ブルース・ナンバーやインド風味のナンバーなどがごちゃ混ぜとなり散漫となるきらいがあった。今作では、そのあたりはすっきりしていて、じっくりデレックのギターを堪能できる。 |