就職氷河期と子犬のワルツと平野啓一郎
![]() 青い蝶 |
不思議な曲ですね。
ポップなのに映画みたいなストーリーが目を閉じていると、見えてくる感じがします。 一つ一つでも良い曲が多いのですがCD一枚が物語りとしてすべてが 繋がっていると思うと、すごく素敵ですね。 癒し系の曲だなぁと思っていたら、『太陽の色』みたいに明るく、楽しい曲もあり、『Chinsagu No Hana』が民謡だったり。 盛り沢山で飽きのこない一枚です!! |
![]() 決壊 上巻 |
分かりにくい比喩表現が多かったです。
ん?と一瞬立ち止まって読み返し、「ああ、比喩か」っていう感じで なんども読みが止められてしまって非常に読みにくかったです。 上下巻本でも次のページが待ち遠しいほどの内容の本なら3日あれば 読めてしまうと思いますが、はっきりいってこの作品の場合は 最後まで読むのに非常に時間が掛かりました。 |
![]() 決壊 下巻 |
読み終えて大江健三郎の「万延元年のフットボール」と同じ読後感と小説の力強さを、体の震えとともに感じた。
本書における殺人事件の今日性や、「秋葉原」事件を予告したようなテロの時代性を描いていることにも感嘆するが、事件や犯人のすべてが明らかになった後の100ページこそ、作者の最も切実な問いであった。初めは気に入らなかったが、いつの間にか感情移入してしまった主人公「崇」のたどる運命が説得力をもって語られている。 そしてさらにVTRに残された犠牲者が訴える愛の叫びこそ作者の本心であると確信した。平凡だがその思いの重量に、論理の肥大化した主人公は耐えられなかったのだ。「崇」もまた、現代社会の犠牲者の一人に他ならない。 絶望的な結末で読者の多数が気に入らないかも知れないが、希望や救いが容易に手に入らないことを理解し受け入れていると思う。終わり方はあれしかない! |
![]() 本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) |
内容については、斎藤美奈子「文章読本さん江」風に言えば、著者が個人的に好きな文章を並べたてて、どうだ文章の専門家として修行してきたオレが読むとこんな風に解読できるんだぞすごいだろう、っていう「ワシの説」を開陳したにすぎないとバッサリ切ることも可能でしょうけれど、少なくとも粗製乱造が目に余る最近の新書の中では良書。新書ブーム到来以降の新書に多いとみられる口述筆記にもちろん頼っておらず(作家ですから)、きちんとした構成・組み立ての文章になっており「へぇ〜」と楽しく読めます。
速読術の可否についてですが、別にみんながやっていること・身に着けたい技術ではないのですから、わざわざ否定する必要もないということくらいは平野氏でしたら実はよく知っていると思われます。例えば高等数学や専門的な哲学や法律の本については速読術の適用がそもそも不可能であり、ありがちなハウツー系のビジネス本については意識しなくても事実上速読できてしまうことくらいは誰でも経験的に知っています。著者もいわばネタとして使ったに過ぎないのでしょう。 |
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