菜~ふたたび 2 (2) |
耕平と菜とかりんちゃんの菜時記です。
今回は、耕平さんの京都への転勤前後のお話です。 「離れても、互いに想う家族の心は色褪せない」というテーマが江ノ電のようにのんびり走りながら11篇の駅をつないでいます。 人間って、こんなにも想い合えるんだよ・・・ 生きる勇気と愛する希望をいつもいただける「菜」です。 どこにでも咲いているような春夏秋冬の花々が描かれていますが、どこにでもいるような家族だけど、そんな小さな花々の美しさに気づき、喜べる家族だから、とってもステキなキラキラ幸せがいっぱい集まってくるのです。 引き寄せの法則も、ソウルメイトも、生きがいも、すべてわたせさんの絵の中にあります。そうです、すばらしいスピリチュアルな絵本だと言えます。 菜の世界は、ぽにょの世界と同じです。善悪を超えて、みんながつながっているきずなの世界です。 「ぽにょ」の映画で最初から最後まで、まわりの子供たちに気づかれないように涙していた人たちに、自信を持ってお薦めできる秀作です。 |
菜~ふたたび 1 (1) |
私も、妻も、母も大好きな「菜」が再び始まりました。
前作は、二人に子供が授かったところで話が完結しました(当然、連載当初からそんな感じでしたが)。 そして母となった菜の、相変わらずの愛らしい女性っぷりが満開です。 そういえば、妻も結婚前に私が持っていた「菜」を読んで(読ませて?)気に入っており、そのせいか、お互いに自然に、穏やかな敬語で会話をする夫婦になることができました。これから家族を持とうと考えている人は、まずは前作の一読をお勧めします。 |