貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵 |
今まで思い込みがあった事実を気付かせてくれ、本当の運用法につき教えてくれる本です。
思い込みの例としては、 ・株の売買はギャンブルでしかない。 ・一時期大損をしていたと報道されていた年金の運用は二年半でその損を取り返し、逆に5兆円の利益を生んでいる。 ・企業に勤めるサラリーマンは35歳の世代で2500万円ほど不足する。 ・日本の貧困率は世界第5位。 などなど。 本当の運用方法のエッセンスは、 ・短期売買から長期投資へ。 ・ポートフォリオを真剣に考え、その後は何も考えず、愚直に、定時定額購入を実行する。 ということだと。 そしてその細かいことがたくさん書かれています。一読することをお奨めしますが、但し、この著者の「大人の投資入門」とは8割方内容がラップしています。こちらは若干学術的に、「大人の投資入門」は少し銘柄を具体的に書いている傾向がありますが、読めばほぼ同内容と気付きますのでどちらか一方で宜しいかと。 |
デイトレ必勝 板情報・チャート・移動平均線の読み方 (アスカビジネス) |
2009年度の世界経済はおそらくさえないだろう。日本も同じだ。こうなったら、株式投資は長期は無理だと思う。その日の株価の変動にかけて、上げ下げで利益を取るデイトレに特化するべきと考える。これまでもデイトレの本は多く読んだが、この本はきわめて実践的なことが書かれている。一部の書店で発売されていたので求めたが、なかなかの中身だ。
来年はこの本を最大限活用して、デイトレの勝率を上げていきたいと考える。図版が多用され、わかりやすいので、初心者にも上級者にも役にたつと考える。お勧めの一冊である。 とくに、五分足の解説が使いやすかった。このシグナルをきちんと頭に入れてやっていきたいと思う。 |