The Rose~I Love Cinemas~ |
最近は癒し系のアルバムを探しているのですが、
癒し系といいつつヴォーカルの技量がいまいちで癒されないことがよくあります。 そういう意味でこのアルバムは秀逸です! 深みのある声はたとえささやくような声でも豊かで厚みがあります。 止まった空気をそっとふるわせるように、静かにやさしく響く声は、心が傷ついているときでもうるさいと思わないくらいに心にしみ込んできます。 発音もよく聞くと語尾の子音まできちんと発音していて、気分でごまかしてしまう歌い手さんが多い中、詩を大事にしている気持ちを感じました。 全般に葵さんが原曲をいかに愛して大切にいるかが伝わってきて、そこが心地よいのかもしれませんね。 曲も聴いてみれば親しみのある映画音楽で、運転中に聞くのにもいいなと思いました。 テルーの歌のようなまっすぐな歌声とは違う、癒しの歌声。 おすすめです。 |
pure |
fe○lやima×eの陰に隠れてますが、このシリーズの選曲は、他のシリーズと比べて当たりはずれが少ないように感じます。
今まで知らなかった名曲を発掘できて、◎です。 個人的なお薦めは、2(曲目),3,8,10,14あたりです。 |
CAVATINA |
一番お気に入りの曲はタイトルにもある「カヴァティーナ」です。この曲をジョン・ウィリアムスと彼女の師匠でもある福田進一も弾いているのですが、彼女の演奏はテンポ、リズム、音色、曲想…とどれをとってもこの曲にぴったりだと思います。この一曲だけでも「買い」だと思いますが、他の曲も彼女らしい丁寧さや息遣いが感じられ、好感が持てます。彼女のCDはすべて持っていますが、これは最も好きなものと言えそう。(でも、みんないいからなぁ、彼女のCDは。ま、「外せないCD」ということで…)お勧めします。 |
バグダッド・カフェ 完全版【字幕版】 [VHS] |
ゆっくりと時間が流れていく場所、それがバグダッドカフェ。 そこに訪れる人々、泊まっていく人たち、どの人も特徴的で一人一人を楽しませてくれます。大事件が起こるわけでもないのになぜか中に引き込まれていく。ホリーコールの音楽の心地よさもたまりません。 だんだんと売れなかった小さなコーヒーショップが大繁盛していくところはとっても、ゆかいです。 好き嫌いがはっきり出そうな映画ですが、これは見ておいて良いと思います。 |
バグダッド・カフェ~完全版~ [VHS] |
とにかく画面の色とりどりの赤がいい。 最初は寂しい鉄錆の赤だったのがジャスミンが現れて だんだん冴えた赤に変わっていく。 女達の心が変わっていくように赤は美しく変わり ジャスミンが去っていくと寂しい青の赤になっていく。 そして再び戻ってきたジャスミンの白い服がとても印象的でした。 音楽も「コーリングユー」も非常に印象的だけど ブレンダブレンダはかなり耳に残り見終わった後も心を弾ませる |
バグダッド・カフェ [VHS] |
~ちょっと寂しくて,哀しくて,それでいておかしくて,最後にはとても心の温まる映画です. 親子関係,夫婦関係,恋愛関係,友達関係.....ありとあらゆる人間関係が描かれていて,何もかもが上手くいっていなくて,それでも次第に不器用ながらも静かにすべてが上手くいきだす. 繰り返し流れるテーマ曲の“calling~~ you"や、砂漠という設定、音の狂ったピアノの音色等,常にそれぞれの登場人物が抱えた心の影や無気力さをそれとなく醸し出し,わざとらしくない友情や愛情の育みを演出している.そしてコミカルなシーンも全く厭味がなく、単純に楽しめます. 何度見ても飽きがこない映画です.~ |
バグダッド・カフェ 完全版 [DVD] |
この映画、人にどうやって勧めたらいい?言葉に出来ない…。美男美女は一人も出ない!ものの見事に!アクションもない!サスペンスもスリラーもない!エッチもない!(ぶよぶよに太ったおばさんが裸にナルだけ、ちっともエロくない)砂漠の中の錆びれたモーテル兼ドライブインに暮らす人々のお話。 言葉にして賛美出来るのは、広大な砂漠とコバルトのそら、劇中のテーマソング“コーリング・ユー”の美しさ位、ストーリーだってさほど大きなクライマックスもなくのんびり進んでいく。………だけど、見終わったあとに、じんわりと染み入る優しい余韻はなんだろう?……説明出来ない! |
バグダッド・カフェ 完全版 [DVD] |
いろんな事に疲れ現実逃避をしたい時、見たくなる映画です。登場人物は、日々の生活から落ちこぼれていく男たちとそれでも前向きに何とか生きていく女たち。女が図太いのは、万国共通なのでしょうか? 主題歌の「コーリング・ユー」が聞こえてくると、乾いた風が砂漠の黄色い砂とともに体のなかをすり抜けていく様な気になります。「私は、あなたを呼んでいるの!」これが、疲れきった生活から脱却する呪文かもしれません。 |