ミレニアムゴジラベスト/伊福部昭 東宝特撮映画傑作集 |
怪獣マニアではないが買ってみた。確かに音は輪郭鮮明懐かしい音楽です。小学生の頃、映画「ラドン」「宇宙大戦争」を見た晩はホント怖ろしくて寝付けなかった。現実と映画が頭の中で一緒になってた。
ゴジラやモスラは知ってても伊福部さんの名前が直ぐ出る人は可也絞られるでしょう。ガチガチのクラシック音楽の作曲家且つ指揮者で東京芸大の教授だったとは知らなんだ。ナクソス・レーベルの「日本作曲家選輯シリーズ」で可也紹介されてきているが爪の先程、日本レコードメーカーも情けない話である、儲からない物は出さない主義。山田耕筰や伊福部さんの作品数はCD数百枚(少しオーバーかな)ぐらいになるんでは、其れくらい厖大な数である。にも拘わらずCDショップの邦人作品コーナーは棚が全然詰まってない(否、入ってなくて隙間が詰まっているが正しい)。話が本筋から外れました。 結論、怪獣映画音楽の醍醐味と明瞭な音響は懐かしさと共に伊福部さんの素晴らしき世界に浸れる。 |
LOST & FOUND 3 |
前回のLOST&FOUND2はソウル色の強いR&Bのコンピだったんですが
今回は一枚目同様オールHIPHOPです ただ今回は一枚目と違い全体的にアングラハーコー色が強いので 一枚目のようなメロディアスで聴きやすい内容を期待して買うと 肩透かしを食らうかもしれません とはいえ埋もれた傑作にスポットを当てるというコンセプトに恥じない かっこいい曲ばかりなのでかなりお勧めですよ〜 特に4曲目SHOW&AGのunderpressureは前から欲しかった曲なので 今回入れてもらえて嬉しかったです |
ハネケンランド~羽田健太郎 その映像音楽の世界~ |
羽田健太郎氏初のサントラ作品集として発売された本作ですが、収録曲の3分の1程度が初CD化もしくは初音盤化の音源で占められています。聴き終えた感想としましては、一作品当たりの収録曲が少なすぎて欲求不満が募る。2枚組では少なすぎるという感じですね。まあ、「ハネケン入門」あるいは「ハネケン音楽カタログ」として聴けば良い作品だと思います。最後に、このCDを契機にハネケンさんの未CD化及び未音盤化作品が一つでも多くCD化されることを期待します。 |
巨人ゴーレム 新訳版 [DVD] |
その昔、昭和40年代少年誌に写真が載っていてどんな映画だろうと思ってましたがここまで名作だとは!!ゴーレムけっこうかっこいいと思います。 |
フランケンシュタイン [DVD] |
有名な「フランケンシュタイン」の古典中の古典です。
フランケンシュタインの怪物と言えば、大きな体に平らな頭、突き出した額、ボルトの刺さった首というイメージがありますが、それらのイメージはずべてこの映画で作られたものです。 フランケンシュタインという名前の若き研究者が、神の領域である生命復活の実験に取り組みます。 墓場から死体を掘り起こし、生命を与えようとするのですが、助手が盗んできた脳みそが犯罪人のものであったために、怪物は次々と人を殺し始めます。 モノクロの古いフィルムに焼き付けられた怪物の姿は今見ても恐ろしく、また怪物と少女が出会う有名なシーンはとても美しいながらも、怪物の悲しみをはらんでいて、考えさせられます。 人々が婚礼のお祭をしている最中に姿を現した怪物。 そしてたいまつを手にした人々に追われる怪物。 どこか怪物に同情してしまう、悲哀に満ちた作品になっています。 現在ではヒトクローンの技術が現実味を帯びておりますが、一世紀あまりも前に、人の手によって誕生する生命という問題を扱っていたことには驚かされます。 ぜひ、ご覧ください。 |
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ [DVD] |
第一期怪獣ブームの終盤に公開された名作です。ゴジラにいまいちのれなかった僕は大興奮でした。キングコングもいいですが巨大フランケンというのが何よりすごく西洋のモンスターと海彦山彦の民話をミックスした展開が最高です。サンダの顔がオリジナルフランケンシュタインを彷彿させて特にいいです。対バラゴンの彼と同一キャラらしいですが。すごく毛深くなってます。 |
ミラクルハウス フランケンシュタインの怪獣 サンダー対ガイラ 1/48 66式メーサー殺獣光線車 |
やっと満足のいくメーサー殺獣光線車が発売されました。暗い部屋でL作戦マーチを聴きながらスイッチをいれると感動します。細かいところなどが多く取り扱いには注意です。 |
フランケンシュタイン (創元推理文庫 (532‐1)) |
「人間は科学を通じてどこまで神の領域に近づけるのか?
そしてその科学の進歩は人間にとって幸福をもたらすのか?」 この小説は現代人に対してこの命題を突きつけているのではないだろうか? 生命の創造という神の摂理に反するともいえる所業に成功したフランケンシュタイン。しかし成功と引き換えにどうしようもない破滅に向かっていく。 現代科学においてはDNAの組み替え、クローン生物の創造といった事はもはや不可能ではない。しかしそれによる弊害も既に出てきている。 19世紀に書かれた小説ではあるが21世紀を生きる我々が真剣に考えるべきテーマを暗示してくれている小説である。 「フランシュタイン」を単なるホラー物、恐怖物だと思っている方には是非おすすめ。 ちなみにロバート・デ・ニーロが怪物役を演じている映画も秀逸。 |
批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書) |
「フランケンシュタイン」一本で例示しており、批評理論から文学作品を
読み解く入門書としてはうってつけでしょう。 だが「批評」とは何かについての根本的問いが欠けているので、批評=文学 作品の方法論に基づく分析、というごく平凡な前提を刷り込む結果にもなっ ている。 |