いわゆる『懐かしモノ』の価値は当時のオリジナル音源かどうかによって決まるんですが、ザッと収録曲を見てみると残念ながらオリジナルと言えるものは10曲程しかありません。昔は権利について何だかんだとうるさくなかったんですが最近はキビシーので、発売元のレコード会社がオリジナル音源の権利を持っていないと別の歌手バージョンでお茶を濁すしかないのが辛いトコロです。でもそれはそれ、別の楽しみ方もあるのですよ。 例えばここに収録されている『マジンガ-Z』、オリジナル盤はアニメ界のアニキこと『水木一郎』ですけど、何と『子門真人』が歌っているのです!これは必聴の価値アリですよね!他にも『銀河鉄道999』といえば『ささきいさお』なのに、聞いた事ない方が歌っている。いったいどんな『999』なのか・・・こんなふうに聴いてみるとオリジナルとは違った面白さがありますよね。 でもね、本当は誰が歌おうと気にしないのが一番いいんです。イントロを聴いて「あ、コレコレ!」って思い出して、歌を聴いて忘れていた歌詞を思い出す。つまり当時を懐かしむキッカケになってもらうのがこのCDのお仕事なんですから。 『懐かしのテレビ主題歌』の入門編としては十分オススメですよ。 |
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8マンインフィニティ 5 (5) (マガジンZコミックス) |
40年も前の「8マン」のストーリーを実にうまく生かしていると感心する。続編として読んで全く違和感がなく、面白い。
本巻では、すっかり老いぼれたが、気概全く衰えない田中(元)課長もいよいよ活躍。東八郎との再会があるのかも注目して欲しい。 あの超人サイバーも登場する。40年前は、コンピュータという言葉は一般に普及しておらず、電子計算機、電子頭脳と表現されており、その原理の正しいところはほとんど知られていなかったが、それでもかなり人工頭脳の恐ろしさを味わえたと思う。そして、今回の超人サイバーは、IT時代に相応しい格段にグレードアップした存在となった。 前作で、谷博士がスーパーロボットであったことも含め、ほとんど謎であったエイトマン開発の経緯もドラマチックに描かれる。 いよいよ壮大さを増してきたストーリーは、気楽に読ませてくれないが、本当に面白い。 |
8マンインフィニティ 6 (6) (マガジンZコミックス) |
ストーリーは壮大さを増すが、まずは旧8マン誕生に関わる背景が語られ、オールドファンにも興味深いと思う。原作にはないが、アニメの平井和正氏脚本の名作「決闘」の顛末もある。
旧8マンも怯むことなく、自分よりはるかに高性能な8マン・ネオに挑む。その結果は・・・。 シナリオは平井和正氏から七月鏡一氏に託されたが、この作品には平井イズムを感じる。となれば、もはや予測不可能な驚愕のラストを期待してやまない。善や悪といった常識的観念を吹っ飛ばす、読者を精神的死に至らしめるようなものでなくては新時代の8マンではない。平井和正を超えねばならぬ新しい著者の責任は重い。しかし、その期待のボルテージは高まるばかりの面白さである。 |