Flying Queen
乱れからくり [DVD] |
当時優作さん観たさにいきましたが併映の黄金のパートナーでくたくたになりイマイチ印象の薄い映画でした。優作さんの世界観がドメステックな日本の怪奇ミステリーの風土とかみ合ってなかったですね。優作さんが金田一探偵やらなくてよかったと思います。あの時期あってもおかしくなかったですから。 |
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫) |
確かに凄い。作者は書くのにものすごい苦労しただろう。だが、ヒントを出し過ぎだと
思う。裏表紙の説明に「41字詰15行組み」って書いたらダメだろ。こういうのは書籍内 では一切ヒントを出さず、読後も半数の読者が気付かず、しばらくして口コミで仕掛けが 評判になるというのが正しい戦略だろう。それにしても、ストーリー自体が面白くないのは 痛い。一応、ミステリー小説なんだからプロットで勝負してほしかった。まあ、ストーリー より優先させるものがあるのは判るんだけど。 |
11枚のとらんぷ (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) |
奇術師ならではの一風変わった作品です。 メタミステリーの手法を取り入れながら、本格として見事に成立しているのですが、 やはり奇術師ならではのトリックのネタばらしが楽しい。 全体的にコミカルに仕上がっているので、肩肘張らずに楽しんで読めます。 読み終わってみれば伏線の宝庫。謎解きにチャレンジしたい方は、作中作「11枚 のとらんぷ」はようく読みましょう。 |
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫) |
探偵役が、出てきた事実のなかから、事件の真相を推理する。 そんな正当な推理小説が短編で8つ載っています。 文章が美しく、出来事には無理がなく、「なるほど、これが伏線だったんだ!」とどのお話でも感心させられました。 「このトリックを短編で使っちゃうなんて贅沢」と思う面白さでした。 私が一番面白かったのは気球を使った殺人事件のトリックでした。 |
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