海峡を渡るバイオリン~ディレクターズ エディション~ [DVD] |
このディレクターズ版は、メディア、ファンの方々の間で、情報が流れているとおり、ストーリー展開が、それほど、唐突感・違和感なく、じっくり見れました。
そして、TV放映版は、明らかに作品の質が落ちているとも感じました。(部分構成が、全く駄目だったなあと再確認しました。) 今回のエディションが、本当の完成形だと、つくづく思いました。 この作品は、このエディションを見た方がTVストーリーを真に受け入れることが出来ると思います。 ただ、私としましては、これでも、少し、浅い部分が感ぜられました。 キャスティングがもったいないような感じがしたのです。 主題であるバイオリンに絡む箇所は、もっと、繊細且つ骨太に語って欲しかったです。特に、晩年の時期が不足というか、描いてないので。 しかし、全体としては、昨今のブランド的ドラマの多い中、作品としては、素晴らしかったと思います。 主演の草なぎさんには、これからも、どんどん、こういった心熱い作品群に出演して欲しいです。 |
達人伝説-20周年記念アルバム- |
全曲を何度聴いてもあきないし、楽しいよ。特に10曲目~12曲目が面白いよ! |
TROUBLE QUEEN(初回生産限定盤)(DVD付) |
オセロ松嶋さん、鶴瓶さん出演のテレビ大阪系「きらきらアフロ」から生まれた松嶋さん率いるバンドKILLERSのデビュー・シングルです。私も番組のファンということもあり、面白半分で買ったのですが、見事に期待を裏切られました(いい意味で♪)(^O^)とにかく完成度が高い!松嶋さんの歌声もバンドの激しい感じとあっててgoo☆曲も遊び心があって面白いです。とくに初回限定でついてくるDVDにはPVの他に、おまけ映像もたっぷり入ってて本当に買いです☆☆(なぜかKILLERSのレコーディングスタジオに柳生博さん(?)が乱入してきますww) |
タイガー & ドラゴン DVD-BOX |
<元気コメント>
各回の落語ネタの喜怒哀楽が現代にマッチ。 人生の笑いと感動は元気の元である。 |
タイガー&ドラゴン「三枚起請の回」 [DVD] |
今更ながら、正月休みを利用して一気に見た。
意外なことに、なかなか面白かった。 正統派の落語ファンは、「こんなの落語じゃねーよ」と言うかも知れないが、これはこれでありだと思う。 ちゃんとした寄席にも行ってみたくなった。 落語の素養が無くても、十分楽しめた。 伊東美咲は電車男でしか知らなかったが、こういう役もなかなか良かった〜。 |
母べえ 通常版 [DVD] |
山田洋次監督と吉永小百合さんという取り合わせは期待してしまいます。「男はつらいよ」のマドンナ役で吉永さんが出演された時は、シリーズの中でもとりわけ楽しい作品だったように思います。そういう期待を込めて見させていただいて、最初はちょっと違和感を覚えました。吉永さんの存在感が際立っているといいますか、山田監督の「いかにも」というディティールにこだわったホントらしい演出と上手くマッチしていないのじゃないかと感じたりしました。共演の坂東三津五郎さん、浅野忠信さん、壇れいさんなどそれは山田監督の演出らしい画面に溶け込むような感じを受けました。しかし、吉永さんだけは画面から少し浮き上がっているような印象をもちました。ところが、作品を見終わった後になって吉永さんの姿が頭にこびりつくといいますか、「母」の姿が瞼に浮かんできます。もしや、と考えたのは、山田監督はこういう演出をしたのではないか、と思います。吉永さんが演じた「母」は映画の中だけの母ではなく、観客全員の母なのだと思います。朝早くおきて、子供を心配し、家庭を守って、夫の死も悲しめず、近所づきあいを笑顔でこなし、何時休んでいるんだろう。夜目が覚めたとき、母親だけは縫い物をしていました。そういう母親の姿を山田監督は彫刻刀で刻むように観客の瞼に残すことを狙ったのではないかと思いました。山田監督は終戦を満州で迎えた引揚者だとお聞きしています。山田さんの心にある母の姿が吉永さんに乗り移ったのではないでしょうか。そして、静かな反戦映画です。大砲も爆音も登場しませんが、戦争というもので軍隊が凶暴になり市民を蹂躙してゆく様子が描かれています。 |
「私は貝になりたい」 オフィシャルブック (ぴあMOOK) |
映画を観た後に読むことをお勧めします。この映画にかける各人の思い、戦争という虚無の
世界の愚かさ、家族愛などが書かれ、もう一度映画館へ足を向けたくなります。 私は映画を観に行ったあと気分が悪くなり、とても立っていられなくなりました。 それほどショックを受けたのです。映画を観てそんなことになるのは初めてでした。 戦争という大きな渦に巻き込まれ、自分の意志ではどうにもならない、希望さえ簡単に つぶされてしまう、本当に不条理な世界に生きる人々の、熱く、温かい、そして哀しい 物語は、中居正広という役者を得てリアルに描き出されています。 ラストシーンについては、よく覚えていないそうです。どんなふうに感じ、どんなふうに 演じようなんて感情は一切なかったと。それほどの狂気、絶望、そして悲哀。 「私は貝になりたい」というタイトルの意味を改めて重く思います。 故黒沢監督が言っていた「これじゃ貝になれねえんじゃないか?」と言われた前作から改 訂が行われた脚本。今という時代に、これほどの形になって甦ったことが素晴らしいと思 います。 優等生ぶるつもりはありませんが、やはり反戦を語るきっかけになってほしいと切に思い ます。語ることがかっこ悪いんじゃない。語らないことがかっこ悪いんだと、そう思う人 が増えて欲しい。それを願ってやみません。 |
Coyote (コヨーテ)No.25 特集:モン・ブランへ。[Chamonix & Mont Blanc at Your Feet Vol.1] |
モン・ブランの特集。
記事というよりは、写真を堪能しました。 息をのむほど美しい。 ただ、どこまで行っても青と白の写真が続くので目の色調補正がおかしくなったかと思ってしまいました。もうちょっと写真に変化があってもいいかな。でも、この単調さが登山というものなのかも・・・。 シャモニーの街については、いずれvol.2の特集がもたれるんだそうな。 記事では、むしろ、鶴瓶と井上陽水の対談が秀逸。 |