エーゲ海の真珠(立山)
![]() エーゲ海の真珠~ポール・モーリア・ベスト・セレクション VOL.2 |
一曲目の「シバの女王」がいきなり、新録バージョンのしょぼいアレンジだったので「こりゃ、つかまされたか!」と焦ったが、二曲目以降は普通にオリジナルのバージョンが入っていたので一安心。(案外、気づかないだけかもしれませんが)。しかし、なぜに「シバの女王」だけオリジナルじゃないのでしょうか?全く腑に落ちません。(表記もないし)。Vol.2でありながら、エーゲ海の真珠、涙のトッカータなど代表どこを収録しているのでVol.1を買った人はこれも、ということになるのでしょうが、上記の「シバの女王」の件を踏まえた上で購入を検討されたほうが無難です。 |
![]() ニュー・シネマ・パラダイス~ザ・モースト・ビューティフル・メロディ |
エンニオ・モリコーネといえば、まず『ニュー・シネマ・パラダイス』の叙情たっぷりの音楽が想起されるであろう。私も、その口で購入した者であるが、本作はそういう人にこそ、是非聞いて欲しいアルバムである。アップテンポなものからしっとりと聞かせるものまで、幅広い。老若男女、買って損なしの映画音楽集である。 また、今年の大河ドラマ『武蔵』の音楽も担当しているので、気になった方が聞かれるのもお薦めである。 |
![]() エーゲ海の真珠~ポール・モーリア・ベスト・セレクション |
小学1年の時から聞いてました。最初の7曲は誰でも感動する と思います。いつかどこかで聞いた名曲。ピエールポルトが 大好きな方なら絶対買って損はしないと思います。 残念なのが薔薇色のメヌエットの曲が入っていないことかな。。 |
![]() エーゲ海に捧ぐ [VHS] |
友達の女性は、ただの猥褻だと言った。果たして卑猥なのだろうか?登場する女性は時代を超えて美しい。「一貫した美意識」を持ちつづけるところが、天才の天才たる所以なのである。下世話な例だが、70年代の日本のアイドル歌手を見て、現代のアイドル歌手に通じる一貫した身意識を感じることが出来るだろうか?すでに美意識は大きくブレている。この映画が古くないのは、ここである。比喩が多用される芥川賞受賞の同名書籍を読まなければ、いまいち理解は深まらない。版画を製作していた初期の池田先生は、天才ともてはやされ時代の寵児となった。ただ、版画製作から次第に陶芸、日本美術へと活動領域が広がっていくのと反比例して、才能は徐々に磨耗していったように感じる。胸、尻、頬、ハイヒールなど、女性の象徴的な部分をデフォルメした作品の数々。先生がテレビに出演していた頃、私はまだ子供だった。もちろん美術のビの字も知らなかった。遠い空の向こうのエーゲ海で繰り広げられていた官能について知る由もない。これを単に卑猥の一言で片付ける女は、その程度の器の持ち主でしかない。版画製作と映画製作、歌手におけるアルバムリリースと、ライブ活動のような関係ではないか。今の映像が入手しがたい状況というのは、方手落ちの状態である。早期のDVD化を切望する。 |
![]() エーゲ海・猫たち楽園の島々 [DVD] |
猫の動く姿を見たいと思って、軽い気持ちで購入したんですが、風景もまた素晴らしく、このDVDの虜になってしまいました。
ミコノス島のパートはまるで夢の世界のようです・・・。 |
![]() 地中海・猫の旅 6500キロ [DVD] |
初めは他のDVDと比べて高額なので二の足を踏んでいましたが、DVD2枚組み、映像も3時間越えと見れば、高いどころかお買い得なことに気づきました。
視聴してみれば、美しい映像に、個人的にとても好みだったBGM、その土地の歴史のおさらいも含め、旅行番組のような作りがとても気に入っています。 エーゲ海の方も購入しましたが、そちらよりも舞台となっている町々について深く掘り下げています。 その町の成り立ち、地理や歴史のおさらいと、それゆえの猫の人馴れの否などが、端的で分かりやすく映像で見られます。 やはり歴史によってその地域の生き物の生態も変わっていくんだなと、当たり前のことですが感慨深く思えてきたり。 映像に出ている猫がその地域の全てもものでは当然ないのだけれど、ここには日本猫のような三毛がいるとか、少し長毛な猫が多いとか、見た目でなんとなく比べることも楽しいです。 見ているうちについつい見知りの町のような気がしてきて、あそこの猫に会いに行きたいなあと、ふらふらと旅をしたい気分になることもしばしば。思い立ってすぐ行ける場所でもないところが非常に残念ですが。 ちなみに個人的には、街並みの様子と登場する猫達の瞳の美しさで、マヨルカ島の映像が特に好きです。 町の説明や解説はあんまりと言う方には、2枚目の特典DISCがお薦めです。 穏やかなBGMにのせて、様々な島の猫達の様子で埋め尽くされています。 こちらも46分あるので十分満足できると思います。 また癖がないBGMなので聴き飽きることもないし、猫達も満載なのでエンドレスで流し続けるにももってこい。 本編、特典含め、とてもお気に入りのDVDです。 |
![]() 世界一美しい村に住む人々 イギリス コッツウォルズ [DVD] |
湖水地方か、コッツウォルズ、一度は行ってみたいところだったので思わず買いました。もともとはNHKの番組で放送されたものらしいんですが、やっぱり良いです。このDVDがいいと言うよりも、コッツウォルズの街、庭、家がすばらしい、ということだと思いますが。すばらしさがちゃんと過不足なく伝わっているDVDという意味でおすすめします。イギリスやイングリッシュガーデン好きなら損はしない、と思います。 |
![]() エーゲ―永遠回帰の海 |
あとがきにも言及があるが、写真がふんだんに使われているのに、お値段的にはとっても手頃で、写真を眺めているだけでも楽しい本。
キリスト教の伝統だと思っていた要素の中に、キリスト教がローマ帝国の公認宗教として採用される過程において、ギリシャあるいはそれ以前に伝統的に信仰されていた様々な思想が名前を変え、外形を変えて受け継がれたものが数多くある、あるいは、その過程で思想の大きな転換と破壊が起きたものもある、といった立花さんによる解説は、写真がすぐ横にあるからこそ、とっても分かりやすく、知識のない自分のような人間にとっては、目が見開かれる思い。前者の例としてマリア崇拝、後者の例として、ギリシャの冥界の世界、聖なるものと性なるものの関係などなど。 「遺跡を鑑賞するとき、黙ったままた最低2時間くらいは、そこにたたずんでみるといい。数千年の時の流れという観念が圧倒的に押し寄せてくる」という内容のくだりがある。自分も自らの体を現地において試してみたいと思うことしきりであった。 こういう本を読む(この本の場合「見る」も。)と、日々の生活上の些細な悩みの余りの小ささが馬鹿馬鹿しく思えてくるので、仕事に疲れている人にはおすすめ。 |
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