俺たちのメロディー |
私は「探偵物語」よりも「俺たちは天使だ!」の方が好きなので、
タイトルには感涙してしまった。 何といっても、大好きなSHOGUNとゴダイゴが入っているのが嬉しい(当然!)が、 個人的に「俺たちの勲章」はインストゥメンタルの方が良かった。 歌っている人に文句をつけるわけではないが、テレビのあの最高なOPで流れた時の印象が強いので……。 あと見てないドラマもあるが、人それぞれだしイイ方と思う。 「われら青春!」や「Gメン'75」、「池中玄太80キロ」が入っていないのは残念だが、これ1枚ですべてを望むのは贅沢かもしれない。 私的には (1) 男達のメロディー (2) ガンダーラ (3)カリフォルニア・コネクション の順に聴きほれている。 |
清木場俊介 (DVD付) |
まさに清木場ROCK全開の1枚。
ストレートで鋭い歌詞に胸を打たれます。 落ち込んだ時や元気が欲しいとき、彼の言葉がきっと答えを教えてくれるでしょう。 一曲一曲を全身全霊で、魂を込めて歌っている姿には頭が下がりますm(_ _)m エグザイルのSHUNとは違った一面を見せてくれた彼は、 ファンの期待を裏切ることなく、まさに『在るが儘』に自分を表現していますね。 故・尾崎豊氏の蘇りをも彷彿させるような熱いROCK魂に今後も大いに期待!!! |
探偵物語 VOL.1 [VHS] |
作品出演前にここニューヨークの叔母のところに見を寄せて修行した、伝説の俳優松田優作の、代表的作品は、オイルショックからようやく立ち直った70年代の日本をよく現しています。 制作段階から参加した松田優作のかっこよくも、ユーモラスな演技は、彼ならではの雰囲気を醸し出しています。 それまでは、大部屋で仁義無き戦いのやくざ役がはまり役だった、故成田三樹夫の服部刑事役の三枚目への変わり身も、さすがいわざるを得ません。 何度見ても飽きが来にくいのは、当時では少ない制作費でも、制作のみならず出演側も、感情移入の大きさをうかがわせます。 |
探偵物語 VOL.1 [DVD] |
オープニングニングから松田優作のコミカルなシチュエイショんがふんだんに盛り込まれています。白いべスパに乗った探偵登場。音楽も斬新で、撮影のロケイションもセンスの良さが目立っています。優作の人に対する優しさと厳しさ、社会に対する反逆と順応が妙にアンバランスで記憶に残っています。こんな探偵がいたら是非お友達になりたいものです!ずっと気になっていることですが、優作の友人の岩城晃一がなぜか別々の回に別人の役で登場していて、なかなか泣かせる演技をしているのも見のがせません。 |
探偵物語 VOL.4 [DVD] |
やはりハードバイオレンスな最終話が見ものでしょう。松田優作という個性なくしてあのアナーキーな最後はなくまた許されもしないでしょう。今テレビで従来と丸っきりトーンの違う最終回を放送したらテレビの前で驚く方がいるでしょう。とにかくMA1最高。 |
探偵物語 VOL.3 [DVD] |
17話‘黒猫に罠を張れ‘高額な絵画が盗まれる。絵画を買い戻して欲しいと工藤に頼みに来た持ち主と保険会社。数奇な事件に巻き込まれる。高品格演じる怪盗黒猫が工藤を助ける。番組視聴率が30%を達成したというアドリブが入る。18話‘犯罪大通り‘ハナ肇が松田美由紀を探して欲しいと依頼してくる。そこに石橋蓮司扮する殺し屋が絡んでくる。相変わらず軽快なアドリブが入っていて楽しめる。19話‘影を捨てた男‘中島ゆたかが恋人探しを依頼する。死んだはずの男を見かけたと言う話から物語は始まる。軽快なアドリブが物語りを立体的に見せてくれる。20話‘逃亡者‘賭け試合の約束を破ったボクサー清水健太郎から金を女に渡して欲しいと頼まれる。アドリブは本当に最高に松田優作らしくて好感が持てる。21話風吹ジュンが勘違いから工藤を訪ね兄を探して欲しいと依頼する。鳥羽での捜索が始まる。ストーリーとしてはいまいち盛り上がりに欠ける。単調sが目立つ。22話‘ブルー殺人事件‘志賀勝扮するヤクザが女房を寝取った男の住所と名前を調べて欲しいと依頼してくる。刑事の成田三樹夫と山西らとのやり取りが楽しめる。刑事の寺田農が志賀勝の女房と関係したと推理。工藤が動き出す。23話‘夕陽に赤い血を!‘田村亮演じるピアノ弾きに出会った事から物語が始まる。その田村の恋人が結婚した相手を車ではねたといそこから工藤が動き出す。男気のあるハードボイルド、そんな工藤もかっこいい。24話‘ダイヤモンドパニック‘当たり屋のヤクザに工藤が絡まれる。アドリブも飛び出し、これからの斧が足りに期待させる。モメているヤクザとの和解のためのダイヤが盗まれたと言い、探して欲しいと依頼する。 |
クロス探偵物語1 前編 |
「探偵推理アドベンチャーゲーム」のジャンル(?)は「神宮寺シリーズ」が1人勝ちしているような印象があって、事実としてそうなんだろうけれど(「逆転裁判シリーズ」もあるが探偵ものと呼ぶには微妙)、これはキチンとシリーズ化さえしていれば、「神宮寺三郎シリーズ」と並ぶ名作となった可能性の高い作品ね。
キチンと立っているキャラ。プレーヤー自身に考えさせる謎解きと絶妙な難易度。章仕立てで起こる事件と展開するストーリー・・・・とどれもが秀逸な作りとなっている。 効果的なギャグセンスと、番外編で女好きのライヴァル探偵マークの「プレーヤーの性別が男だった場合の」やる気のなさそうな態度(笑)。 食虫植物の「ウツボカヅラ」を並べる悪趣味もいい味が出てるよ! さて、もうすでに多くの方が述べられているようにこの作品の最大の難点は・・・・ 「続編がいつまで待っても出ない」という一点に尽きる。 今となってはもう出せたら「奇跡」くらいのレヴェルの話になってきた。 ちゃんと高評価を得ていて、ファンも(数は保障できず)付いているんだけどなあ・・・・。 |
クロス探偵物語1 後編 |
(;'Д`)ハアハア クロス探偵物語2はいつ出るんだよ・・・・?!
続きが出そうな雰囲気だったのに・・・このまま お蔵入りだなんて嘘だよね・・・?! (ビキビキ クロス探偵物語後編には、紺碧の記憶 満月の夜に・・ そして タランチュラの 3編が 収録されております・・・?! タランチュラについては・・・主人公の選択で・・・被害者の順番が入れ替わったりします・・・?! おどろおどろしい雰囲気と キャラの魅力に富んでいて オススメできる一作であります |
クロス探偵物語 |
(最後に遊んだのは5年位前ですが、久し振りに思い出しましたのでレビュー書きます)。 全7話ですが、思いっ切り途中で終わっており、いまだ続編の情報が無いので★−1です。−1の理由はそれだけです。 取り上げたのが殺人事件だけじゃないのがとても良いですね。 サウンドノベル有り、3Dダンジョン有りで、バラエティ豊かな感じが気に入ってます。 キャラクターも皆立っているし、 良い意味で、地味ながらアクも強く丁寧なつくりの作品なので、今なお印象に残っています。 声も皆さんぴったりです(^o^)。 CGの方は一部、塗りが生っぽいのが残念です。 もし続編が出るなら(本来なら必ず出るべきですが…)、勿論キャラクターデザインはそのままで、堅実なつくりの2を期待しています。 気長に待ちます…。 |
しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫) |
一般にこのタイプのミステリは、結局は最後にプロットをもう一ひねりしてさらに意外性を出した、という程度の意義しかないことが多いと思うのだが、この作品は、この手の先駆けであるとともに意義も実現のための労力もまさに別格。この構造のためにはストーリーも限定しなければならないわけで(限定しないと必然性がなくなってしまう)、話自体を地味にしてまで、こんなアイディアをよくも実行してくれたものである。その勇気と実行力・忍耐力には敬服の他ない。
種明かしされる前にこの構造に気がついた時には、ほとんど『占星術殺人事件』で真相を見抜いた瞬間の御手洗潔状態になりそうだった。読んでいる途中で家族に見せてしまったのだが、あまりに粗雑なままであったのが悔やまれる。 |
探偵ガリレオ (文春文庫) |
「原作を超えるドラマはなかなかできるものではない」というのが自論だ。しかし、ドラマを気に入りすぎてしまった場合原作を読むとがっかりしてしまうということもある。本書を買う前に迷った理由はまさにそれである。しかし、そんなことはいらぬ心配だった。
ドラマとはガリレオこと湯川学の相棒が違うだけだと思っていた。しかし、そうではなくて事件の背景や動機などかなりの部分がドラマと違っていた。しかも、ドラマと比べても遜色ないくらいに面白くて、「さすが、東野圭吾」と思ってしまった。それと同時にドラマ版及び映画の脚本家・福田靖さんにも感心してしまった。この作品をあそこまでのものにしたことはすごいと思う。 ドラマ版をみて読まない人は多いと思うので、そのような人はぜひ読んでほしい。ドラマと同じくらい素晴らしいし、また違うガリレオを見ることもできます。 余談だが、湯川学のモデルが佐野史朗というのには驚いた。福山雅治と佐野史朗を想像して比べると、失礼ながら思わず笑ってしまう。 |
黒影の館 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス) |
建築探偵シリーズもいよいよ最終盤。前作で姿を消した京介を案じる深春と蒼に迫られて、神代教授が重い口を開き、ある少年との出会いの物語を語り始める。
シリーズ初期と比べると、ここまで変わったか...という感じ。むしろ、作者の最近の作品「美しきもの見し人は」などのゴシックロマンスに近い雰囲気のストーリ展開になっている。 そうはいっても、若き神代宗がいつものべらんめえ調で活躍するし、シリーズにちりばめられていた京介の過去を匂わせる断片がこの物語の中に収束していくので、ファンにはたまらないでしょう ただ、作品の中のいくつかのモチーフが、比較的最近の他のミステリ作品と重なっていて、なんだか既視感を覚えた。ミステリ作家という人々の嗜好が似ているせいなのかもしれないが。 いずれにしても、残るはあと一作。今回は物語の聞き手としておとなしくしていた深春と蒼も行動を起こしそうな気配... 彼らは「桜井京介」を救えるか?作者はこのシリーズの着地点をどこに見いだすのか? 最終巻が待ち遠しくなることは間違いない。 |