SWITCH vol.26 No.5(スイッチ2008年5月号)特集:松本 潤[1/5の渇き] |
嵐・松本潤くんの記事についてレビューします。
今回、本誌における松本くんの特集ページ数は12ページです。 そのうち、グラビアページが9ページで全てがカラーでそれぞれワンカットずつに松本くんが写っています。 グラビアに関して言えば、桜が満開の中で行われた撮影で、彼のオフショットを写しているようにも見受 けられます。そのグラビアカットのタイトルは「撮休」と題しています。 インタビューは、主に近日公開の映画(隠し砦の三悪人,花より男子ファイナル)の話で展開しています。 その中で、彼は「今がいままでの芸能生活の中で一番忙しい」と語っており、その多忙さの中でこそ、出 てきた言葉が今回のこのインタビューの中で大変興味深いです。 「最近、分かんないことが増えたんです。十代の頃は、これはこうだって答えを見つけて蓋をすることで前 に進んだ。それは答えが出ないことがすごく歯痒かったからなんです。今はひとつの答えだけを今すぐ探 して何も掴めないよりも、時間をかけていくつかの答えを探していきたい。もしかしたら一生見つからない かもしれないけど、せめて今見えるものに一個一個をしっかり見つめていきたいと思っています」 文中から彼の言葉を抜粋しましたが、他の質問にも正直に今の言葉で語っています。 次の仕事がせまっているのか、急かすスタッフの声を制して最後に「シンプルでいたいんですよ、俺は」と 言って、松本くんはこのインタビューを終えています。 松潤の現在のスタンス、このインタビュアーさんが言っている「松本潤という人は、潤んでいるのに渇いた目 をしている人」その意味が分かる気がします。 松本くんのファンの方、映画を見ようと思っている方、少しでも興味がある方はとても楽しく読めると思います。 オススメします! |
まほちゃんの家 |
しまおまほさんとは丁度同じ世代です。それを考えると、「お風呂も水道もなかった」エキセントリックな家で育ったまほさん、ご両親のポリシーを感じます。おばさんのマヤさんとの交流、人の死について思うこと、失恋、本当に繊細な人だなと思うと同時に、冷静な観察眼はさすが!と思いました。高校生のときにお昼の45分をどうやって過ごすか悩んでいたあたり、ああ、普通の高校生(そしてクラスに一人、そういう人がいるかもしれない)の夢破れた雰囲気がよく出ていました。
これからもエッセイを読みたいです。漫画で読むより人柄がしっくりとよくわかりました。 |