ベスト・オブ・シルヴィ・バルタン |
同じ曲目、毎回同じジャケットで機会的に生産するコンセプトは一体何? 数年前に発売された企画版「あなたのとりこ-シルヴィ・ヴァルタン・アンソロジー」(3枚組み)、今年の企画版「あなたのとりこ-シルヴィ・ヴァルタン・ベストコレクション」の後だけに、今回のBESTはデザインも曲目も マンネリ発売 に逆戻りとしかいえない。レコード会社の無気力には呆れる。シルヴィ・ヴァルタンは、他の切り口はいくらでもある。世界中のファンが待ってるのは、 LIVE CD の発売だって知ってる? アー、シルヴィは相変わらず美しく98年のフランスの最新CDは素晴らしい! |
あなたのとりこ~シルヴィ・バルタン・ベスト・コレクション |
シルヴィのベスト・コンピレーションでは総体的に最も素敵な定番 ! シルヴィ・ヴァルタンの「あなたのとりこ」「アイドルを探せ」 この2曲は、最近、様々なアーティスト達をまとめた 沢山のコンピレーションに必ずといっていいほど収録されている。 でもシルヴィにはヒット曲が山ほどある。 「愛と同情と」「愛のフーガ」「悲しみの兵士」「男の子のように」 「二つの手」「哀しみのシンフォニー」「夢のラスト・タンゴ」 なども同じほど素敵。 「愛と同情と」「愛はジダンのかおり」は現在もライヴの定番。 発売になったばかりの 2004年パリ公演 「シルヴィ・バルタン・コンサートinパリ」 のライヴCDやDVDでの 「愛と同情と」 は特に聴きがいも見がいもある。 綺麗でカッコよくて歌も最高 ! 2005年3月の来日公演でも素晴らしかったが、新譜 「SYLVIE」 の新しい曲はどれも全てがベスト盤に入りそうなヒット作ばかり。 |
ボン・ボン・フレンチ(2) |
ほとんどが聞き覚えのある歌ばかりです。
全体的に古くさくないのが良いところです。 7曲目のマミーが「まめ」と聞こえるので、娘と大ウケでした。「おまめおまめ‾まめまめ‾♪」と謎の豆ソングに聞こえます。 ジュテーム・モア・ノン・プリュは1ではジェーンバーキンでしたが、2ではブリジット・バルドーですね。最近買ったCDにはみなこの曲が入っていますが、嫁には不評です。娘は甘い吐息を聞いて、「熱でもあるの?」と心配してました。 元々発禁になった歌ですから、この曲が入っているだけで、家族で聞いたり、お店のBGMにはちょっと向きませんね。 1のアルバムがとても良かったので、比較するとちょっと見劣りします。 |
コンサート・イン・パリ [DVD] |
今までシルヴィのことは断片的にしか知りませんでした。幼ないころ耳にした「アイドルを探せ」、小学生のころ聴いていた「あなたのとりこ」、猫も杓子もディスコ・ブームに乗っていたころの「ディスコ・クイーン」、中島みゆきをカバーした「悪女」、シルヴィの音楽で知っていることと言えばそれくらいでした。
というわけで、このDVDを見るまでは、シルヴィのステージがこれほどパワフルであり、生粋のエンターテイナーであつたっとは想像もしていませんでした。2時間に及ぶステージですが、とにかく見ていて楽しい、1曲目の「焔(ほのお)」から引き込まれ、気がつけば2時間があっという間に過ぎていました。ステージの最後に、「歌い続けるのはお金のためかとよく聞かれるけど違うわ、歌うのが大好きなの、それだけよ」と、シルヴィが言っていましたが、その通りだと思いました。オーディエンスを楽しませるオーラに輝いていて、ポップス・シンガーでありシャンソン歌手でもあり、ロックンローラーでありバラード・シンガーでもあり、妖艶であり未だキュートな妖精でもあり、そのスケールの広さに、このDVD機にシルヴィにのめり込んでしまいました。ボーナス・トラックに収録されているシルヴィの幼少からの写真で構成したシルヴィの歴史のビデオ・クリップは、エネルギッシュなステージとは相対する哀愁が漂うシルヴィの一面を発見しました。 シルヴィについてほとんどバックグランドが無かった私でも、星5つお勧めできるDVDです。スタジオ・レコーディングからは味わえないステージでのシルヴィを官能して欲しいと思います。 |
ヒッツ・オンTV2005 CM&Drama |
とってもバラエティーに富んだ選曲です。悪く言えば脈絡のない選曲。
しかし、1970年前後の時代のオールディーズ全般と考えれば、これもアリでは。 シルヴィ・バルタンやダニエル・ヴィダルといった今聴いてもオシャレな 懐かしのフレンチポップスや、キャット・スティーヴンスやスティーヴン・ビショップ のようなAOR好きの人が喜ぶような曲も入っています。 このような曲はわざわさ本人のアルバムを買うことはまずないので、 こうしてなかなか手に入らない欲しい曲だけ手に入れて、後は自分で他のオムニバスとあわせて選曲編集すべきでしょう。 |