Badzielec - Chariots of Fire
pure |
ヒーリング系のCDはpureが初購入でした。 結果、このジャンルが好きになりました。 とてもいいCDですよ。 私は全曲大好きです。 全体を通して温かみのある、穏やかな気分になれる曲が揃っていると思いました。 リラックスしたい気分の時にゆっくり鑑賞されてみてはいかがでしょうか。 ヒーリングCDに興味の無い方にもオススメできます。 |
炎のランナー ― オリジナル・サウンドトラック |
アカデミー賞受賞作品で、非常に英国的で落ち着いた名作です。これをスポ根ものとおっしゃる方もいらっしゃいますが、陸上競技をテーマにした青春映画です。2人の信念強い2人のゴールド・メダリストの実話です。 この作品は、非常に感動的な音楽が流れています。当時、日本でも大ヒットしました。サントラ担当者は、21世紀には、2002FIFAワールドカップの公式アンセムを作曲したヴァンゲリス(Vangelis)です。FIFAアンセムでヴァンゲリスをはじめて知った方は、このサントラを聴くこともお薦めです。同じスポーツをテーマとした曲でありながら、かなり雰囲気の異なる曲、しかしどちらも感動的という共通項があります。聴き比べてください。 |
Winners ~アカデミー賞で聴くクラシック (最優秀作品賞) |
普段クラシックを聴くことの少ない人も、あの映画の音楽なら知っているとか聴いたことがあるということ多いと思います。タイトルと作者を知らずとも映画のシーンをイメージし聴くには充分楽しめるでしょう。楽曲の全てが収録されているというより、サビの部分だけ22曲入っているのでお得感があります。クラシック好きの方には物足りないでしょうが、クラシック入門者にはお薦めです。 |
炎のランナー【字幕版】 [VHS] |
1919年、ケンブリッジ大学に入学したハロルド・エイブラハムズは、短距離競技の才能で24年のパリ・オリンピックを目指して練習に励む。ユダヤ人であるハロルドは、走ることでユダヤ人からの偏見と闘おうとしていた。一方、スコットランドではエリック・リデルがラグビー選手として活躍していた。宣教師の家庭に生まれたエリックは聖職者として伝道活動をしていたが、「俊足は神からの恩寵」と考えたエリックは、大会を勝ち進んで短距離のオリンピック代表に選ばれる。・・・ オープニング映像は、ヴァンゲリスによるテーマ曲をBGMに海岸を走る若者の姿。シンプルですが美しい場面に、思わず胸が熱くなりました。片や差別や偏見と闘うためにがむしゃらに走るハロルド。片や自分に走る才能を与えた神に感謝しながら走るエリック。それぞれの内に情熱を秘めた青年達の思いが伝わってきました。同じ種目で闘う中で感じる挫折感、劣等感、悔しさ、確固たる信念、情熱。境遇は違うけれど闘争心を越えて生まれるハロルドとエリックの友情に拍手したい気持ちになりました。 |
炎のランナー (アルティメット・エディション) [DVD] |
劇場でも観、LDで何度も観た映画だが、DVDはこのエディションで初めて入手した。アルティメッド・エディションとされているが、特典映像の著作権表示は2004年であり、おそらく最近発売されたディスク2枚のエディションと内容は同じだろう。ヴァンゲリスの音楽と映像が融合した80年代を代表する超名作。走ることに神の喜びを感じるスコットランド人宣教師と、差別に勝つために走り、プロのコーチの指導を受けるユダヤ人の2人が主人公。2人が参加した1924年パリ・オリンピック大会がクライマックスの舞台となる。信仰と国への忠誠との対立、英国の階級社会と潜在的なユダヤ人蔑視、教育の中でアマチュア・スポーツが重視される一方世界的な強さを求めるにはアマチュア精神が偽善である現実、オリンピック大会での選手への国威発揚の重圧等が、スローモーションを多用した競技場面や静謐な選手控え室の映像等によって丹念に描かれている。英国1920年代衣装も魅力。練習風景も取り入れられ、それを観るだけで元気がもらえる。ハードルにシャンペン入りグラスを置いて練習する場面は英国貴族ならではの豪華さにうなる。身分等の壁を越えて仲間になる選手を若い俳優が演じ、脇をベテランが固める。特にイアン・ホルムが好演。
本作は、映画史上不滅の、冒頭と終わりの選手達が浜辺を走るシーンが有名。選手の足元のしぶきまで鮮明に映し出す画質が素晴らしい。その名シーンにヴァンゲリスの他の曲がつけられる予定だった等、特典映像の制作秘話も興味深い。特典映像では他に、欧州版だけにあった、選手達がクリケットに興じるシーンも見逃せない。単に映像と音楽が美しいだけでなく、北京オリンピックが終わった今と1920年代でスポーツまたは社会の変わった点、変わらない点を色々考えさせてくれる名作である。 |
炎のランナー [DVD] |
時代は1920年代パリで開催されたオリンピックに出場した英国代表の短距離陸上 選手の物語です。 話の筋は、金メダル間違いないと周囲がみとめるスプリンターが主人公で、彼の才能 は目的のために極限まで肉体を追い込めることにあり、青春のすべてをかけてトレー ニングを行い、優勝をするためにパリに乗り込む。 しかし彼の種目の決勝が、日曜日に行われることが決まり、熱心なキリスト教徒であ に従うとして、辞退をとどけようとした、その時、同僚の機転で、決勝が木曜日の中 人は結果とか成果、金とかサプライズを求めて、焦ったりイラだったりしがちなもの |
炎のランナー [DVD] |
ハロルドは裕福なユダヤ人で、勝つために走る。エリックは宣教師である。中国でうまれエディンバラ大学で教育を受けたあと、ふたたび中国にもどり伝道に従事してなくなる。彼が走るのはそれが神の喜びだからである。
スポーツが商業主義から遠かった時代、その日暮らしの大衆にはスポーツは無縁で、上流階級のものだった時代の、ふたりの青年がオリンピックで金メダルをとるまでのストーリーである。人生に無目的でそれでいてあくせくしている私は、ふたりの強い意思と人格にこころを打たれた。 映画は虚実おりまぜてつくっているとのことだが、それはそれとして、周囲のひとたちがまた立派で、”かなわないな”とおもうと同時に“見てよかった”とおもう映画だった。 |
挑戦―炎のランナー中山竹通の生き方・走り方 |
前半からバンバン飛ばしてどんどん海外のランナーが振り落とされてゆく痛快な
レースをしていたマラソンランナーが居た ----伝説のマラソンランナーの記録---- 中山以降日本人で世界と互するランナーは現れてはいない---これが陸連関係者の 結論であると思う。彼以後たまに記録上速い日本人選手は現れるが、勝負に対する 意欲と結果のアベレージは『まぐれでしたか』と失望するのが常だ。 スピード自慢のアフリカ勢選手が『中山が前半から飛ばし過ぎたのが自分の敗因』 と愚痴をこぼし、『中山は自己を破壊するつもりか』とレース序盤の激しさを海外 メディアが驚嘆する“前半から飛ばして他を振り落とす”鮮烈なレースを見せ付け た男はソウル五輪を翌年に迎える福岡でその狂気とも言える世界記録を上回るタイ ムで飛ばし10kでほぼ勝負を決める真骨頂を見せた。 しかし2度の五輪では不本意に終わる(4位) 所詮学閥優先の陸連に現れた“叩き上げランナー”を陸連は次々と信じられぬ冷遇 や裏切りが中山を苛立たせる。日本中が『マラソン日本』を誇りにしていた裏舞台 は早稲田出身の瀬古と早稲田系の中村監督を陸連が甘受させるに任せた、権威主義 が跋扈する伏魔殿だった。 現在も辛口評論家としても活躍する中山だが、実は辛口ではなく、叩き上げラン ナーだけが知る本質を語るだけなのだが。 この本と同時に瀬古とシンクロさせた大辛口の木村幸治著『逆転の軌跡』を併せて 読まれる事をお勧めする。 ごく最近瀬古と中山が週刊誌上にてオリンピック予想で顔を会わせたが“中山に勝 てる気はしなかった、そこまでの練習はしていなかった”と吐露していたが、今更 卑怯ではないか。 最近マラソンや駅伝の実況解説を受けることの多い瀬古はその発言が軽率でいつも 配慮に欠けている。叩き上げの苦労人。憎しみを力に転化さえた中山をこの本で 是非触れて欲しい。 |