オウガバトル64 |
まず1曲当たりの収録時間が短いのがきつい。
(ゲーム音楽のサントラは2ループ再生が多い中、このサントラは1ループ再生。) BGMとしてじっくり聴こうにも、あっという間に曲が終わってしまうのが残念。 あとMIDIバージョンは、ほとんど原曲版と変わらない。 個人の感想としては、MIDIバージョンを無くして、その代わり原曲を1曲1曲長めに収録してほしかった。 それでも戦闘曲Decisiveは一聴の価値有り。作曲者のセンスが光ってます。 |
オウガバトル64究極の攻略―システムアナライズ&総合戦略・戦術講座 (NINTENDO64完璧攻略シリーズ) |
オウガバトル64の攻略本。
本の構成は基本的なシステム説明+戦術説明、シナリオ攻略、データ集となっており、比率は大体1:1:1とバランスよい。攻略本としては大型で、ページ数は362ページとかなり分厚い。値段は少々高めだ。だが攻略内容(データ、丁寧な解説)+このゲームを遊びつくす為の様々な情報が詰まっており、攻略本の鑑といってもいい出来である。 具体的な内容は基本データから、敵の行動パターンなどの隠しデータはもちろん、システム、コマンドなどの細かな説明。各ステージ、各章の分かり易い攻略、各イベントに対する詳細な説明、チュートリアル完全攻略など、穴が無い。 さらには、主人公の最強育成計画やら、最強キャラ、レギオン育成計画、縛りプレイ。果てには短い時間でこのゲームを楽しむ為のルートプランの提示など、明らかに、このゲームを何回もプレイすることを前提としたコラムまである。 ただ・・・気になる点もチラホラ。まず、誤字・脱字、データの不備が結構ある。そして、攻略内容の不備(攻略本には書いてないが攻略に重要な事があったり、攻略内容そのものが間違っていたり・・・)。残念ながらこの攻略本でも、不十分な点がいくつかある。気になる人はネットで調べてもらうしかないだろう・・・。 とはいえマイナス要素を差し引いても、この攻略量、情報量には恐れ入った。何よりもこの攻略本、読んでいて楽しいのだ。コラムはもちろん、ちゃんとこのゲームをプレイした執筆者の忌憚無き意見が述べられており、プレイヤーに配慮した文章が書かれているのは、好感が持てた。なによりこの攻略本からはゲームに対する愛が強く感じられた(星5つの理由でもある)。 このゲームを初めてやられる方はもちろん、1回このゲームをクリアしてさらに遊びつくしたいと思われる方には、是非お勧めできる攻略本である。 |
オウガバトル64 オフィシャルガイドブック |
最近はまっていて、戦う所や兵士がクラスチェンジするからおもしろいです。 このガイドブックでオウガの世界をたのしんでください!!!” |
オウガバトル64 |
このレビューは偏屈なものとなってしまうが、主人公の歩みのちぐはぐ振りからすれば止むを得ないだろう。彼は、健全に義務を展開させた果てに王座まで上り詰めるが、これは滑稽な話である。彼の言動は凡庸な器の証左に感じられて仕方が無いから。恐らく開発側は中立的キャラ付けを意図したのだろうが、かの様な者に多言させればこういう首尾になるという失敗の典型例ともいえるだろう。百戦錬磨の指揮官でありながら依存心が固い、迷いがある様な筋が感じられない言動の数々。極め付けはホモ入ってるし。正直、悪敵であるリチャードやボルドウィンの方が余程格好良いと感じたものだ。他でも言われるように、前作の雄大さに遥かに劣るストーリー面、移動速度が遅い・キャンプシステム・狡賢くなったaiによりトロトロした合戦、長引く戦争、故に続くダラダラとしたやらされ感、といった点も欠点だが、それ以上にこの間愚茄子の厨っぷりが終始印象的であった。ただオウガシリーズ伝説の正統性を継ぐ作品であるので、好きな人にとっては自分流の自軍編成にはたまらない魅力があるし、出色のサウンドにも賛美を送りたい。ところでもう発売から七年が経過するが、ラストで示唆したRの煎り豆に花話はまだなのか?その名の通りこのまま伝説になってしまわないことを祈るばかりだ。 |