ミス大阪
プレイズ スタンダード |
一音だけで「おぉ〜!峰さん!」と分かる存在感ある演奏で新旧峰さんフレーズの洪水が襲ってきます。気持ちいい〜♪ |
教科書に載った小説 |
店頭でタイトルにすっとひかれ、編者が「クリック」の佐藤雅彦さんだったので
すぐ決めました。期待を裏切りませんでした。 教科書に載っている話ってどうして面白いんでしょう。 お父さんから手紙を受け取る話、どばどば泣きました。 「ベンチ」では衝撃といっていいほどの読後感を覚えました。 「教育」を目的として選ばれた小説ですから一線を踏み外さない 内容ではあると思いますが、それぞれが不思議な力にあふれたお話だと思います。 ちなみに自分が学んだ教科書小説で一番印象に残っているのは宮沢賢治「やまなし」です。 |
恩讐の彼方に・忠直卿行状記 他八篇 (岩波文庫) |
古典といっても過言ではない作品たちだが、同時代の他の作家と比べると読みやすい文体だと感じた。
表題にある「恩讐の彼方」には、耶馬渓の羅漢寺界隈に仕事で行った際にその舞台である旨を聞いたが本作品を読むには至らなかった。短いが、起伏に富んだ表情豊かな話であり、非常に引き込まれた。 私がこの中で一番に挙げたい作品は、平清盛によって島流しにされた「俊覚」。これが非常に印象に残った。次点としては表題にもある「忠直卿行状記」。時に支配者の孤独が鋭く切り出されている。 他の作品では、上方歌舞伎の芸の悩みから新しい作風と色恋について描かれた「藤十郎の恋」。杉田玄白が主人公の「蘭学事始」。国定忠治とその舎弟たちの「札入れ」。 どの作品も短いが、深みのある話であり、作者の力量に感嘆するばかりである。 |
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