2001年映画『GO』、水川あさみと椿隆之出演部分
SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係 DVD-BOX |
久しぶりにはまったドラマです。 コメンタリを聞いてたおかげでラストは予想できていましたので、衝撃!と言うほどではなかったです。 細かい所には突っ込みどころ満載で全く気にならないと言ったらウソですが、既存のドラマとは違う作り方をしようという作り手の意気込みに最後まで運ばれてしまったって感じです。 私は内容も面白く感じましたが、万人受けはしないでしょう。 では何故☆4つか。 岡田君のアクション、三角絞めと掌底にやられたからです(苦笑) 岡田君も言ってましたが「監督の本気が見てみたい。」。 ので映画を待っている間はこのDVDで反芻していようかな、と思っています。 TVを見逃した方はDVDで予習するといいかもですよ。TVは長〜いアバン(前回のまとめ)やらネタバレエンディングやら話の流れを乱すCM(←暴言)とかで、もっとテンポが良ければ…と何度も思ったので、各エピソード毎にまとまっているのはポイント高いかもです。 |
恋愛小説 [DVD] |
観賞直後にこれを書いています。
とても、良かった。うーん…。久しぶりにハッとさせられる感動を味わいました。 レンタルでしたが、DVDを買うつもりです。 切なくて悲しいのに、どこかあたたかな余韻に浸らせてくれる。 すべてを描ききらずに、閲覧者に想像の余地を残してくれるあの終わり方も個人的には好きです。 純愛映画が次々と公開された時期の作品のようですが、これが一番抜きん出ているのでは…。 セカチューにも泣かされましたが、二度見ようとは思えませんでした。 この作品は何度でも見たい。 ここぞと泣かせにくるものではなく、自然と涙があふれてくる作品でした。 私は玉木宏さんのファンですが、特別お芝居の巧い役者さんだと思ったことはなく、 中でも「ただ、君を愛してる」の気弱な学生役はちょっと空回っている印象があったので この作品もどうなんだろう?と見る前は不安だったんですが、ふたを開けてみてびっくり。 どうしてしまったのかというくらい、表現者でした。 監督のお力なのでしょうか??笑 「あれ?あれ…!?どうしちゃったの玉木宏…!」と、終始首をかしげながら見ていました。 表情のニュアンス、モノローグ、動き…どれもよかった。 もともと憂いのある顔立ちですが寂しげな顔、葛藤する表情、虚無の顔、 どれも芝居が大袈裟でなく最小限に抑えられていて、なのにすごく気持ちが伝わってくるので うまい…!と思ってしまいました。 このころの感性をもう一度呼び覚ましてくれないだろうか…。 |
FLY! メイキング オブ「フライ,ダディ,フライ」 [DVD] |
映画を見た後に購入。どっちかっていうと岡田君の割合が大きいかな。 ほんとに岡田君この映画好きなんだろうなぁという思いが伝わってくる。映画を1カット1カットをつくっていく岡田君と堤さんのプロ意識みたいなものもひしひしと伝わってきて、俳優のすごさを見た感じ。 二人のファンになってしまいました。 これを観て、も一回観に行こうかなと真剣に思案中。 本も買っちゃった・・・。 |
GO (角川文庫) |
主人公・杉原の家族の戸籍は在日朝鮮人だった。在日韓国人に国籍を変えるところから、話が始まっている。その違いを、私はあんまり意識したことがなかったというのが、正直なところだ。
そんな私が差別のことに触れるのは難しいけれど、ミトコンドリアDNAの解説は私の大好きなくだりだ。 成長物語として魅力的だ。差別の問題は裏返せば、アイデンティティの問題になるし、ほんの少し世界を広く見渡せるようになった瞬間を見事に切り取っている。 また、恋愛物語としても魅力的。人を好きになるのは、その人だから、という以上に理由はないよね? そう問いかけてくる。自分だってついやらかしてしまうことでもあるが、属性を愛情の引き算に使うことは、愚かしくて悲しいことだ。 タイトルは、広い世界へ「行こう」という呼びかけのようにも読めたし、知らずに背負わされた「業」のような気もした。多分、読む人によって受け取り方は違っていい。 自分は自分。そういう根っこを感じることができたら、少しだけ、国境線が薄くなる気がする。 |
映画篇 |
なんだかんだで敬遠していた作家の金城一紀。テーマが「映画」ってところにも心惹かれ、手を出してみました。
本作は短編5編からなる小説。すべてオムニバスながらも、一本の流れの上で起こっている出来事で、とどのつまり、すべての道はローマに通じるってことだな、これ。 映画でつながっていた少年時代の友達を救うことができるか「太陽がいっぱい」、会社の不正を暴くために自殺した夫のために立ち上がる「ドラゴン怒りの鉄拳」、父親から逃げるために共謀して保釈金を狙う「恋のためらい/フランキーとジョニー もしくは トゥルー・ロマンス」、先に進むためにオートバイにまたがる「ペイルライダー」、おばあちゃんのために愛のために映画の上映会をプロデュース「愛の泉」の全5編。 実はどれ一つ、本作のモチーフとなっている映画を観たことがない。なので、どの程度パロディなのかとか、展開を似せているかとかの見当さえつかないが、元を知らなくてもとても楽しめる作品だった。特によいのが、すべての話が気持ちよくリンクしていることだ。やっぱり、短編集ってのは別々の話みたいなのに、続けて読むとつながっている方がおもしろいなぁ。そして気がつくと、モチーフとなっている映画を通販で注文してしまう、おいらであった。。 |
対話篇 (新潮文庫) |
本書の各短編はそれぞれが別個の話でありながら、一つの共通点を持っています。
ネタバレするのはよくないので、詳しくは書きませんが、その共通点とは一つのセリフなんです。最終話の「花」を読むとそのセリフが浮き彫りになります。 僕はそのとき涙を流してしまいました。 素晴らしい一冊です。激しくお勧め! |
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