モサド、その真実―世界最強のイスラエル諜報機関 (集英社文庫) |
ミュンヘンオリンピックの映画が近々、公開されるようだ。
以前からこの小説を読んでいたので、是非見たいと思う。 日本では考えられないことだが、今でもモサドは存在し、その活動をやっているという事実はすごい。 復讐の応酬がずっと続くのであろう。 |
「最強情報戦略国家」の誕生 インテリジェンス・ウォーの勝者が21世紀を制覇する |
「最強情報戦略国家」の誕生、但し、それは既成体制下では実現不可能である
アメリカのCIAにしろ、旧ソ連のKGBにしろ、イスラエルのモサドにしろ、彼ら情報機関は単なる国家の下僕ではなかった 彼ら情報機関は国家の枠組みを超えた、金持ちたちの情報網でもあった 国家の敵対関係や緊張関係とは別に、金持ちたちは裏で繋がっていた それは、陰謀論の類いに出てくるフリーメーソンなどではない 戦争や紛争の緊張関係や、死の商人の暗躍によって利益を得てきた集団である それは一般的に軍産複合体とも呼ばれる 日本に「最強情報戦略国家」が誕生するとしたら、それは現行の官僚主義政権が瓦解してから後だろう 日本は明治維新以降、ずっと官僚主義である つまり官僚が国を動かしている 政治家は動かされている操り人形に過ぎない すでに、この国の官僚主義は腐敗しきっている その現実がある中では、日本の情報機関は民間で立ち上げるしかないと思う |