(James Blunt Parody) She Was Beautiful...I Swear
![]() Back to Bedlam |
希代の切なく、澄んだ“声”の持ち主。
この声は、耳に残るだけでなく、心に残る。 現代の吟遊詩人という形容がピッタリ。 この人は、何を歌わせても凄いと思う。 |
![]() All the Lost Souls |
メロディーもいいし、演奏もそつなくまとまっているんですが、どの曲もミディアムテンポで、いかにもシンガーソングライターの人にありがちな作品になっているのが残念。もちろん彼に、エルトン・ジョンのようなロックンロールを期待している人は少ないと思いますが、たぶん今後も第一線で活躍してゆこうと思うなら、もっとビート感(ちょっと表現が古い?)が必要ではないかと思います。エルトン・ジョンも初期は吟遊詩人としてならし、バラード中心でしたが、ステージではエンターティナーとして、ちょっといなたいロックンロールをやっていました。イギリスからアメリカにわたって、一大転機となったのが「クロコダイルロック」の大ヒット。ジェイムス・ブラントにその路線を望むのは少し違うようにも思いますが、今のままでは、固定のファンをつかむことは出来ても、スーパースターにはなりえないように思います。今の時代にスーパースターが生まれるのかどうか別問題として、アーティストとしてもう一皮も二皮もむけて欲しい存在です。そんな期待も込めて、星4つ。次作、あるいは次々作あたりが彼の分岐点になりそうな気がします。
|
人気動画
Loading...
|