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心の病は脳の傷―うつ病・統合失調症・認知症が治る
放射線科医の松沢大樹先生という方が発見した、脳の画像と血液検査による精神疾患の診断法と治療法について書かれた本です。書いたのは医療ジャーナリストの方です。従来の精神科医療による方法とは全く違った角度からの精神疾患に対するアプローチだと思います。内容については松沢先生らの研究による精神疾患の起こるメカニズムや認知症について、実際の患者さんの例、あとは治癒のしくみと治療法などです。精神科による精神疾患や障害の分類は非常に多岐にわたりますが、精神科での診断は受けていない方も含め、精神的不調を抱えた全ての人に対応できる方法なのではないでしょうか。治療法については食事と運動によって、脳に出来てしまった損傷を修復するといったものなのですが、個人的には傷が修復されるメカニズムや、有効な食品についてもっと詳しく書いてほしかったなという思いもありますが、それでも一人でも多くの方に読んで欲しいなと思える本でした。

 

統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)
ひととおり読みました。
なんの知識もない周囲の人が最初に読むには最適です。
心の病気の人のために役に立つ、基本の接し方、基本の理解が網羅されています。

やさしく理解できる反面、深刻な事態に陥っている場合や、家族間の意思の疎通が難しい
場合、何か事件が起きた時の対処方法など、そういったことには触れられていないので、
一冊で間に合うという本でもありません。

どちらかというと、もう少し広く手にとれる題名の本にして欲しいと思いました。

 

統合失調症―患者・家族を支えた実例集
病気といえば「がん」や「心臓病」「脳梗塞」あるいは「糖尿病」などを思い浮かべます。このような病気になったとき、まず病院に行って検査を受け、しかるべき治療を受けるのが普通です。けれども、心や精神の病の場合は、症状のあらわれ方や病気そのものがどのように進行していくのか、治療の方法についてよく知らないために、「本人の性格」「怠けているだけ」「変な人」「休んでいれば治る」など、誤った捉え方をしがちです。

統合失調症は100人に1人という率で発症する病気です。生活習慣病などとあまりかわらない「ありふれた病気」です。かつては「精神分裂病」と呼ばれていましたが、2002年に、病名が差別と偏見を助長するとして変更されました。また、思春期から20代と、比較的若い人の発症率が高い病気です。

本書では、そんな「統合失調症」について、精神科医師で「Dr.林のこころと脳の相談室」というサイトを運営している林公一氏が、一般の人向けに、「どんな病気か」「どんな症状が出るのか」「気をつけることは」「治療法と、治っていくプロセス」「治療しないとどうなるのか」などについて、実例を紹介しながら説明しています。具体的な症例が挙げられているので、とても分かりやすく、身近な問題として受け止めながら読むことができます。

100人に1人が発症するということは、職場や学校、地域や教会といった私たちが所属している身近な組織やコミュニティの中で、この病にかかり、苦しんでいる人や家族に出会う可能性が高いということです。病気についての正しい知識を得ることは、支えとなって回復を助けることにつながっていくと思います。

 


統合失調症 動画

統合失調症 [第2版]



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