RIDEBACK Blu-ray 01 (初回限定版) |
正直期待していなかっただけにこの出来には驚きました(もちろんいい意味で)。
まずとにかく映像がきれいであること。今回このライドバックがブルーレイで発売。ブルーレイとDVDでは、映像の違いは歴然です。ハイビジョンテレビをお持ちの方は是非ブルーレイ版を。 あと原作は未読ですが、話の流れがスムーズで非常に気持ちよく、内容もうまく説明しており、視聴者が置いてけぼりってことはまず無いと思います。 どこをとっても悪い所がまったく見当たりません。買って後悔することはまず無いと思います。 |
RIDEBACK 01 (初回限定版) [DVD] |
いわゆる「萌要素」という物は何であるのか?
私の個人的な意見ですが「共存し得ない物の共存」であると考えています。 「ロリキャラなのに巨乳である」 「華奢なメガネ娘なのに剣の達人である」 「天使なのに発言と行動が小悪魔過ぎる」 その他「ツンデレ」なども代表例として良いと思われますが、一般的に一人の人格に共存が 有り得ない物が共存する事だと思っています。 この作品の場合、 「華奢で優雅で上品なバレエ少女が無骨で超重量で最強のマシンを自在に操る」 素晴らしい萌要素です。 ここで重要なポイントはその共存しないはずの「相反する要素」が完璧で無ければならない。 例えば「ツンデレ」は「ツン」の部分と「デレ」の部分が完璧のその魅力を完璧に描写が されていなければ「ツンデレ」にならない。 そのどちらか(もしくは両方)の魅力の描写が不完全であった場合、その作品はゴミです。 (具体例を列挙しても良いですが荒れるから書きません) この作品の場合、主人公の清楚で華奢な部分の描写、そして、ライドバックと呼ばれる、 マシンの荒々しさの描写。この二つが完璧に描写されているか? そして、その二つが作品的に共存しえているか? 私の個人的な結論ですが、どこからどう見ても完璧に出来ている。 あの超重量のライドバックマシンが華麗にバレエのターンを決めた時などは見事な物。 その他、「どうして」そんな主人公がこういう物に憧れたかを描く設定、及び、脚本の流れ に無理がなく完璧である事。 以上の事から、2009年春季スタート19本のアニメの中で私個人が最も推薦させて貰う べき作品は、この「RIDEBACK」であるとの結論に達しましたので最高評価と言う事で 一つ宜しくお願いいたします。 |
RIDEBACK 1 (1) (IKKI COMICS) |
「エジソン」のように独自の世界観を構築してほしいところですが、雑誌の傾向を考えると学園や青春にもっていくのはやむをえないかと。しかし、その分を「セクト」や「統治軍」といったキーワードを加えていったところに気概を感じます。(若い読者には馴染み難いかも知れませんが) 今後の展開に期待。 |