蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ DVD-BOX |
「鉄人28号」で初めて蒼井優さんを知りました。
次は、「クワイエットルームにようこそ」で、その次は、「おせん」。 ゴジラに始まる和物の特撮に目がなく、「鉄人28号」はその流れで見ていましたので、俳優さんには興味が有りませんでしたが、月日の流れが私を少し大人にしてくれたのか、「クワイエットルーム」を観るに至って、女優さんの凄さに改めて気付かされました。「クワイエットルーム」の大竹しのぶさんの演技は群を抜いてリアルでしたが、蒼井優さんのゴスロリで痩せ細った身体にも凄みを感じさせる物がありました。決定打は、「おせん」の旗を振っているオープニングですね。 少し、時間ができた関係で、改めて、蒼井優さんの作品を追いかけてみようかと思っています。 でも、「ハチミツとクローバー」は、原作に出会った時「あ、俺でもまだ、感動して泣けるんだ。」と感じた事を覚えていて、すこし躊躇。漫画だから平面に十重二十重のポエムを表現できるのであって、映像にすると逆に薄っぺらくなるように感じています。観た方が良いでしょうか? この作品と全く異なるレビューとなりましたが、それは、タイトルが全て!という事で。 ちなみに、JRAのCMを観る限り、歌は・・・と思っておりましたが、エンディングの曲はステキでした。 |
ケモノと魔法(初回限定盤) |
原田郁子ちゃんのソロアルバム三部作、まんなかの作品。
絵本仕立てのCDブックがついている。 現実によく似た、けれど現実ではないむこうがわの世界につれていってくれる曲が並んでいる。 つかれた夜、すすむ道がわからなくなったとき、その世界にもぐりこんで、丸まってちょっと眠る。そうするとまた元気が出るような音楽たち。 「ピアノ」や「あいのこども」、「やわらかくてきもちいい風(弾き語り)」に耳を澄ますと、森の奥の湖のほとりにたたずんで、かすかな波紋に目をこらしているような気持ちになる。 タイトルにもなっている「ケモノと魔法」は、目をつむって聴くとプラネタリウムにいるみたい。星がきらきらかがやいて、空が回る。 ああ、郁子ちゃんの声はいいなあ。ゆったり、ゆるゆる、ぬくぬく。けれど心地いいばかりではなく、時にむき出しで、あやうい。 |
リリイ・シュシュのすべて [VHS] |
タイトルのこの一言は不良グループに援助交際を強いられる少女がつぶやくコトバである。 若さとは何だろう?はかなさ、傷つきやすさ、キレやすさ? 若さとは変化しやすさである。周りのあらゆるものに影響されて、影響されて、影響されて。心の中の変化はさておき、周りの人から見た変化は一瞬であり、人はそれを「キレる」と呼ぶ。 若さとは危うい。切ない。強い。弱い。 |
百万円と苦虫女 [DVD] |
なかなか珍しい映画だと思いました。
日本を旅するロードムービー(?) 主人公である鈴子と、弟である拓也の気持ちは痛いほどわかる。 同じような経験をしたこと、されたことのある人はたくさんいるでしょう。 そして、この映画の主人公は、「100万円貯まったら次の町へ」という決意を実行します。 そこで気になったのが、冒頭、ルームシェアをすることになって、自らカーテンを縫う鈴子と、そこに絡む拓也。 実はこのカーテンこそが、鈴子の心情を表現するメタファーなのかな、と思いました。 何より、新しい街、新しい部屋に行くたびに、まずすることは 寝ころぶこと(笑)、ですが、その次には必ずカーテンをつけます。 それだけ、他人との接点を避けたい、自らの心情を隠し、外との接点を避ける、その役目としてカーテンが用いられているのだな、と思いました。 結局、物語はその彼女の新たな決意でラストを迎えますが、 そこがまた清々しい。変に恋愛に偏るより、この映画のラストは秀逸だと思います。 それまでまさに「苦虫」だった彼女の、力強いセリフで幕を閉じる。 これこそ映画の醍醐味。 だから小説を読んだあとのような、清々しい感動に浸れました。 いい映画です。 単に蒼井優のアイドル映画、とは捉えてほしくない、作品です。 |
人のセックスを笑うな [DVD] |
結局不倫ものじゃん?
と前情報で知っていたので、みるめとゆりの感情にどっぷりはまることなくあっさり見られました。あんまりどろどろしていない作品だと思います。 いいなーと思ったのはえっちゃんと堂本の関係で、学生らしい付き合い方が何とも懐かしかったです。こっちの方が共感できたかな。 ゆりが魔性の女で女性からは嫌われる役どころだと思うんですけど、こういう人を映画で客観的に見ると感情的にならずに見られるので良かったです。 何事にも満足できにくい女性という感じがしたのですが、どうなんでしょう。 小説を読めばもっと理解できるのでしょうか。 終わり方が物足りない感じはしました。 |
1/25(イチガツニジュウゴニチ) (ダ・ヴィンチブックス) |
多部未華子さん待望のフォトブックです。 写真集ですがさすがに水着はありませんしページ数もさほど多くありませんが、キャミソールなど普段見れないカットなどもあり満足でした。 素の表情がグッドです! |
吉高由里子 フォトエッセイ 吉高由里子のあいうえお |
同時発売の写真集よりも断然こっちです。 チャーミング、毒、綺麗、おっさんと彼女の事が全く、わけわからなくなりますが写真も可愛いですし読み物としても良い。 麻生久美子さんの吉高由里子評も面白い。 彼女の裸よりも頭と心に興味がある人に、オススメ。 ある意味、映画や写真集よりもこっちの方が裸です。 |