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レント オリジナル・ジャパニーズ・キャスト・レコーディング
この舞台を鑑賞できなかったことをとても悔しく思います。
ブロードウェイガラコンサートで聴いた「Seasons of Love」が忘れられなくて、色々調べていく上でCDの存在を知りこちらで購入しました。「Seasons of Love」はゴスペル風の楽曲で、ミュージカル初心者の方にもおすすめです。私もそうです。聴けば聴くほど虜になること間違いなしな一品です。いまだに根強いファンと高い評価を受け続けているミュージカルの楽曲を、ぜひ!

 

マチベン DVD-BOX
6回限りのドラマにしておくにはもったいない、濃縮弁護士ドラマ。余分な遊びや弁護士各々の生活描写はすっぱり切り捨て、彼らマチベンが担当する事件とその裁判について集中して濃密に描かれていた。
江角マキコ演ずる主人公が逆に被告人として法廷に立つドラマ全体のクライマックスに向かい、その少し前から4つの事件を描いていく。
回を追うごとに個々の事件(とマチベンたちが思ったこと感じたこと)が微妙に、あるいは深くリンクしているのが見えてきたのも面白かった。解決の仕方に釈然としなかった第2話(冤罪の話)が主人公が検事時代から引っ張ってる事件との対比になっていたのには唸らされた。
印象的な光の演出、鏡やガラスに映った人物像、近すぎるくらい人物に寄るカメラアングル等もドラマを効果的に盛り上げている。続編を期待したい作品。なんたって村ぽん(小林隆)の事件がまだ描かれてないし。(^^)

 

明日のナージャ Music Boxシリーズ the Song around the world その1
先行のBGM集が、本当に純粋なBGMばっかりだったので、小さいナージャファンにはこちらを待ちかねていたのではないでしょうか?
ナージャと一緒に旅をするダンデライオン一座のテーマ曲は明るく賑やかで大人も元気がもらえます。TVではほんのさわりしか聞けないのですが、全曲通して聞くと歌詞もとっても楽しいですよ。

あと、朗々とナージャが歌い上げるエトワールや、シルヴィの恋のエピソードの回で使われていたラファエルとのデュエットとか、もう一度聞いてみたかった歌がいっぱいです。
ただ、OPとEDはTVサイズでの収録です、なのでひとつ減点。うーん、ケチった商売しないで欲しい…なんて思っちゃう私のほうがケチかも^_^;


 

ひとつ屋根の下 (1) [VHS]
私は江口洋介さん演じる「あんちゃん」が大好きです。
家族をまとめようとひたすら頑張り時にはかっこ悪いことも
家族のためにやります。

そして、あんちゃんは世間体なんかよりも家族の気持ちを
大切にします。そして名言が「そこに愛はあるのか?」です。
あんちゃんは時にはかっこ悪くてデリカシーがなかったり
場の雰囲気が読めなかったりします。

でも、人の気持ちを大切にすることは忘れない。
柏木家には様々な事件が起きます。
しかし、それは、あんちゃんの家族を思う気持ちで
乗り切っていきます。家族愛の理想の姿がここにあります。


 

BOYS TIME ~藤井隆主演 宮本亜門演出~ [VHS]
劇としてのつじつまや、きちんとしたオチのようなものはあまり期待せずに、楽しむべき作品。そもそも、時間のすべてが一貫したミュージカル劇ではなく、途中で「Show Time」というのがあるし。(でも、もしそこまでクリア出来ていたら、間違いなく☆5つ。)

15歳の森山未來は、他の誰も・・・もしかしたら、成長した彼自身でさえも・・・かなわないのでは、と思える程の輝きを放っている。そして当時、弱冠24歳とは思えない安定感でこの舞台を支え、時には引っ張るのは、数年後に大河で新選組副長を演じることになる山本耕史。むろん、藤井隆をはじめとする他のキャストも皆、素晴らしい。

が、実は見終わって一番強く感じたのは、「トータス松本って、天才?!」ってことだった。いや、天才だったんだな。ごめん、知らなくて。何しろ、使われているウルフルズの楽曲がいちいち面白すぎ。それを男達が演じ、歌い踊る様は、病み付きになりそうな面白さだ。(これがまた、何度も見ているうちに、更にツボにはまって笑えてくるというのは、どういう訳なんだろう。)

劇の設定に合わせて歌詞が幾分書き換えられたり、削られてはいるものの、ライブ・コンサートとは別のウルフルズ・ワールドがここにはあると言えると思う。(「小・中・高・大〜トロフィーをかかげよう」「ワルツ!」は、そのまま彼らのPVにしてもいいかも、と思えるくらいだ。)ウルフルズ・ファンにもお勧めしたい。

 

新選組 ! 完全版 第壱集 DVD-BOX
あのNHKの鼻持ちならない大河の敷居の高いイメージをよくぞここまでぶち壊してくれました!

でも、根底に流れるのは紛れもなくNHK大河の良心なのですね。過去の大河に敬意を表しながらも
独自の世界観を築き上げた三谷さんは紛れもなく天才です!!

元々大河ドラマは優等生的な感じなので好きになれなかったのですが、“新撰組!”は別格。
骨太な力強さを感じました。

一年間、素晴らしいドラマを本当に有り難う!!

ボックスは絶対買いですよ!!!!!

 

新選組!! 土方歳三最期の一日 [DVD]
大の長州びいきが、三谷さんが書くから…と言うだけで、大河ドラマ『新選組!』を見ました。正直、何も期待してませんでした。
先を見通せない愚か者集団としか思ってなかった新選組…。しかし、してやられました。先が見えてないのではなく、見ようとしなかったんですね。殉じるものがあったから…。
この『土方歳三 最期の一日 新選組!!』は、単独でも見られますが、二作品連作として、見事に完結もしています。もし大河をまだご覧になっていないのでしたら、絶対にお勧めします。
池田屋事件の前に、山南が叫んだ「最悪の場合を想定するのが、策ではないのか!」
同じ台詞を『!!』では、土方が榎本に向かって叫ぶのです。試衛館メンバーの勢揃いも、容保公や斎藤一との訣別のシーンも印象深いですが、
このことが一番響きました。土方は、どれほどの思いであの場所にたどり着いたのか…。
そして、土方が生きようとした、まさにその直後死んでしまったこと。深く胸に刺さります。
役者さんの演技、三谷さんの脚本、そして演出、すべてが見応えのある、素晴らしい作品だと思います。

 

レプリークBis (Vol.1(2005.July)) (Hankyu mook) (Hankyu mook)
今、輝いている舞台俳優の写真とインタビュー記事が満載です。
舞台俳優はあまりテレビでは見られないので、こういう雑誌は
ファンにとってはとてもありがたいです。
とくに、山口祐一郎さんのファンの方、必見だと思いますよ。

 

時代劇マガジン Vol.16
2007年7月7日放送予定、「必殺仕事人2007」特集を巻頭に据えた、時代劇ファンお馴染みのムック。

藤田まこと氏、中条きよし氏(今作に登場するわけではない)、石原興監督、音楽担当の平尾昌章氏らのインタビューあり。

興味を惹く発言を2,3紹介。

石原監督「今回は予算がふんだんにあるため、奉行所のセットも広くなった」
→俳優陣がやけに豪華なことからも窺い知れるように、今作は局(以前の大阪の朝日放送ではなく東京キー局のテレビ朝日)のバックアップ体制が従来とは物量的に全く異なるということか。

藤田氏「今作だけで終わらせるつもりはない」
→石原監督の発言から類推される局の力の入れ具合と合わせて考えても、続編制作の可能性は高そう。

平尾氏「必殺のために作っていた未発表BGMを今回のために提供した」
→これは純粋に楽しみ。
サントラ発売希望だ。

このほかにも中条氏の歯に衣着せぬ暴露発言もあり、ニヤリとさせられる。

時代劇好きではなく必殺好きで、
そのために実は今号初めて時代劇マガジンを購入した小生だが、
上記のような興味深い情報に加え、
他のページもなかなか楽しく読むことができた。
執筆者も座談会の参加者も本当に楽しんでいるのがよく伝わってくる。

定価がもう少し安ければ言うことのない娯楽。
必殺仕事人2007への期待をいやがおうにも盛り上げてくれた本書の小生の精神的高揚への寄与を考えれば、
コストパフォーマンスの悪さで1点減じても星4つを与えることができよう。

 


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