ヒデタ樹 スーパー・ベスト~海のトリトン/人造人間キカイダー~ |
名曲『海のトリトン』を聴くために買いました。
数年前までなかったです…よね?(2005年発売とある…) 確かそれ以前は相当高いお金を出さないと手に入らなかった 音源だったかと記憶しています。「トリトン」 仕事で使いたくて、数年ぶりに思い出して検索したらこのアルバムがヒット。 『トリトン』一曲のために買いましたが、懐かしい曲だらけ。 「キカイダー」「レオ」「スパイダーマン」等とヒデさんの曲とは 知らなかったのですが、懐かしい曲オンパレードで入っていて、 知らないうちにわたしのDNAの中に入っていたんですねぇ。 かつて日本にはこんなにも熱くてクールなアニメソングがあったんですよ。 …ってことを今の若者にも知ってもらいたいので、オススメの一枚です。 |
コロムビア・サウンド・アーカイブス キャプテンフューチャー オリジナル・サウント・トラック-完全盤- |
おやすみフューチャーメン。もとい、お久しぶりですカーティス以下、「奇妙な姿の男たち(^^ゞ」。 あの時代、フューチャーメンは常に「亜流」の立場を強いられていました。 NHKのアニメといえば「未来少年コナン」 キャプテンと名のつくSFアニメといえば「ハーロック」 アニメ音楽といえば「交響組曲ヤマト」と「白色彗星のテーマ」 声優・広川太一郎さんといえば「古代守」 そんな時代。 小5(当時)の私が、どれだけ本作のよさを的確に理解していたのか、自信はありません。 生まれて初めて買ったサントラ(2,300円くらいしました)でした。 テープで買いました。で、伸びるまで聞きました。 因みに姉は同時に「新・エースをねらえ」の挿入歌集みたいなのを買ってたな。 このCDの素晴らしさについては、他のレビュアーの方たちの二番煎じになってしまいそうなので些少に留めます。 「ポプラ通りの家」。イメージソングという概念が当時なかったので「キャプテンは月で育ったのにどこにポプラ並木があるんだろう」なんてほざいてました(^^ゞ。この曲が聴けるだけでもかなり貴重というか、ありがたいですね。カラオケでも歌っていますが、息が続かないほど歌うのが難しいです。 DISC-2も捨てがたい、いや、かなり貴重です。DISC-1が独立した音楽系なのに対し、こちらはBGM系。太陽系政府主席の招聘に応じ、サイモン、オットー、グラッグを従えて勇躍乗り込んでくるキャプテンの涼しい顔がまぶたに浮かび上がります。 あれから27年。さまざまなメディアミックスの手法を用いて、この作品のよさを世間に知らしめて欲しいです。 原作は文庫で20冊ありましたよね。アニメ化されたのは、52週割る4話完結で13冊分?あらあら、7冊分はOVAでも作れるんじゃないですか? |
おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル) |
梶尾真治という作家も
鶴田謙二という絵師も全く知らなかったのだけど 本屋に平積みされたその表紙を見た瞬間 右手を塞ぎレジに並んでいた イチコロでしたよ鶴田先生 男が船で出会ったエマノンという女性 彼女は生命誕生以降の生物の記憶を全て持っていると言う 果たして彼女の存在とは――― 字面だけ読めば 突拍子もない荒唐無稽な設定なのに つい惹き込まれてしまい 納得させてしまう雰囲気が この作品にはある 茫漠とした時間の中で 一瞬の輝きを見つけた少女の 切なくも強い物語 |
挑戦! 嵐の海底都市/脅威! 不死密売団 <キャプテン・フューチャー全集2> (創元SF文庫) |
「火星シリーズ」「レンズマン」・・・スペースオペラの再刊が重なる 中でキャプテン・フューチャーシリーズが順調に全作刊行となった。 第3話になってもフューチャーメンのガッツは衰えず、これでもか これでもかとアクションから奇想科学が飛び出す。今回は水棲人も 登場して飽かせない。まさに読む紙芝居。SFは論理も合理もない。 勢いだ。ただし作者のハミルトンは苦労人で結構シリアスなSFも 書いている。(「フェッセンデンの宇宙」参照) たしかに登場する群衆はやりきれないくらいに愚かですぐにパニック になったり暴動を起こす。読むほどに味が出てやめられなくなっていく。 |
風前の灯!冥王星ドーム都市―キャプテン・フューチャー全集・別巻 (創元SF文庫) |
「宇宙大元帥:野田昌宏」氏が、さる6月6日に亡くなられた。先ずはこころよりお悔やみを申し上げる。
本作は、「キャプテン・フューチャー」シリーズの翻訳者であった野田氏自身が書いた、オリジナルの長編である。1983年に発表されて、25年間書籍化させず幻の作品と言われていたものである。 連続する謎の冥王星での爆破事件、生き返る火星人のミイラ、暗躍する<火星の魔術師>ウル・クォルン&<魅惑の美女>「ヌララ」対するは、フューチャーメン&老警視エズラ・ガーニー&美人捜査官ジョォン・ランドールの面々・・・。 シリーズ全ての翻訳を手がけた、野田氏の描く、フューチャーメンの危機&活躍、シリーズ最強の敵といってもよい、ウル・クォルン&ヌララの狡猾さは、エドモンド・ハミルトンの原作に一歩もひけをとっていない! 作品中、ほんの僅かだが触れられていた、「新キャプテン・フューチャーシリーズ」や「幼きキャプテン・フューチャーの大冒険」がもう読めないかと思うと、まったくもって残念である。 「大元帥の魂が”フューチャーメン”と共にあらんことを」 |