国境(ボーダー)を動揺させるロックン・ロール―ソウル・フラワー・ユニオン |
80年代に、ロックの本質に迫ろうと、あがいた若者が、 90年代に入って、一つの答えを見つけた。 それが、日本の民謡だった、しかし、この本には、 彼らが、単なる、民謡を、ロック的に表現するだけの グループではないことを書いている、 沖縄の唄者、大工哲弘氏の、名盤、ウチナージンタ、 に、彼らは、日本のかつて持っていた姿を見いだす、 それは、60年代に、高田渡が、添田亜蝉坊の、曲を、 歌ったことと、ある意味、共通するものを、持ちはしないか?と、僕は思う。 神戸の復興を、願って彼らが替え詩した、復興節が、 僕には、これからの日本人が、本当の意味で、精神的に復興するための、応援歌のように聞こえる・・・。 |